Ｎｏ．１ ページ2
【side→トド松】
僕は今、居間でスマホを弄ってるんだけど。
あ、駄洒落じゃないよ？←
たまたま遊びに来た幼馴染みのAと２人っきりなんだよ〜
いつもはクソな兄さん達がいるから全然普通に接せるんだけど、なんか２人っきりだと妙に緊張するんだよね〜……
てな訳で、僕は特に必要性はないけどスマホを弄ってるわけ。
そしたら、Aが僕の方をじっと見つめてくるから余計に困ってる←今ここね
なんだ
なんでそんなに見つめてくるんだ？
僕を額を冷や汗がつー、と流れる。
妙な緊張感がはしる。
そんなとき
『……ね、トッティ』
か細い、女の子らしい声が側から聞こえてきて身体が飛び跳ねた。
恥ずかしい←
トド｢ん、んー？どしたのA？」
なんとか平常心を保って会話を成り立たせる。
『……なにみてるの』
ずいっ、とAが僕の手にあるスマホを覗き込んできた。
その瞬間、ふわりと香る甘い花のような匂い。
シャンプーの匂いにきゅんっ、と来たのはナイショね？！
トド｢いやぁ？特になにも見てないよ」
ニコニコして返した。
まぁそんな僕の心の中は今パラダイスだけどね←
だってあのAと２人っきりで、しかもこんなに近いんだよ！？
あのくっそ天然でくっっっっそ可愛いA(天使)とだよ！？
パラダイスにならない馬鹿がどこにいるか
『………そうなんだ……』
Aはそう言うと、僕から離れて近くに膝を抱えて座った。
残念……
て言うか、いい加減普通にくつろいで座ればいいのに。
そういうとこ、変に遠慮がちだよね、Aは。
なんて思いながらまたスマホに目を戻す。
それから数分経った時、Aが『……そういえば』と話し出した。
僕は、スマホを見たまんま｢ん？」と返した。
だって顔見れないだもん！！！！！
『……トッティ、いい匂いするね…………』
『私、その匂いすき……』なんて、ふにゃっとした笑顔で言うもんだから、僕のHPは０になった。
不意打ちずるい……
ホント、Aには勝てないよ……
【version→トッティとお留守番】
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←Ｎｏ．０
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁 - やべえリアルで「んふう」って声でたwww (2023年2月20日 16時) (
レス) @page2 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - うあああああああ夢主ちゃん可愛いいいいいいいトッティ羨ましいぜええええええ (2016年8月26日 15時) (レス) id: e43e1f164d (このIDを非表示/違反報告)
osomatusanbaisn(プロフ) - あああありがとうございます！！！ (2016年8月23日 11時) (レス) id: 464e3ca63a (このIDを非表示/違反報告)
Lieadol.Noir.(プロフ) - 逆に六つ子達そこ変われぃ!! (2016年8月19日 19時) (レス) id: ad09960da2 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 天使…そう言われてみたい〜！！ (2016年8月19日 19時) (レス) id: 23bdb87f55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：舞希 | 作成日時：2016年8月19日 0時
