38 噂の女の子 ページ41
入間side
いつも歩いている学校への道をいつもの2人と普段はしたことない話でいつものように楽しく話ながら歩いていた。
入間「今朝はおじいちゃんとオペラさんとあなたちゃんが＿＿＿＿
＿＿あれすごかったね！」
クララ「…うん、ビックリ」
僕は違和感を感じていた。いつものクララはオーバーリアクションで笑顔で話してたのに今はん゛〜と悩んでいるような表情でどこか上の空だ。
アズ「どうした？今日は静だな。なにか変なものでも食べたか？」
入間「クララ、もしかして具合悪い？大丈夫？」
クララ「………
…………………カタカナちめっっちゃ美少女！！」
僕の家を出発してからクララが珍しく口数少なく、心配になっていた僕とアズくんはクララが悩んでいる顔を急にくわっと変えて言った第一声に呆気に取られた。
入間「え？」
アズ「た、確かに入間様に似て朗らかで容姿も麗しく、声も透き通るようで＿＿」
アズくんもあなたちゃんの事を思い出すようにして、何故か言葉を詰まらせ、少し赤くなりながら話し出すといつものようにクララが被せて話し出した。
クララ「私、イルマちに妹がいるなんて知らなかった！教えてくれたってよかったのに〜」
入間「えっと、それは…」
どうしよう、なんて答えればいいんだろう。
僕も昨日、あなたちゃんが妹になったばかりだし。と言葉を詰まらせた。
アズ「入間様、お話し中申し訳ありません。そろそろ急がねばお時間の方が……」
アズくんにそう言われ、僕はハッとして空を見上げるといつも飛んで通学している生徒たちの姿が一つも見えず、翼がない僕は走ってアズくんとクララと学校に向かっだ。
＿＿＿＿バァン！
わいわいと話し声が響いている古く、汚れた教室に何者かの騒がしい足音が近付き、思い切り扉を開けた音が響いた。
クララ「ふぅ〜ぎりぎりセーフ！！」
入間「はぁはぁ、」
アズ「い、入間様、大丈夫ですか…？」
盛大な扉の音と共に両手を斜めにあげ、つかれた素振りを見せないクララと肩で息をする僕とアズくんはチャイムがまだ鳴っていないことに安堵し、顔を見合わせた。
「おっ、イルマ軍が遅刻なんて珍しいじゃん〜」
すると僕らの周りに教室で話していたクラスの皆がいつものように集まってきた。
入間「ぇ、リードくん、僕遅刻なの…？」
アズ「安心してください入間様！まだチャイム鳴っておりませんから間に合いましたよ。
遅刻ではない！まだ始業の鐘は鳴っておらんわ馬鹿者！」
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彩豊(プロフ) - こんにちは！凄くおもしろかったです！これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理のないよう、更新頑張ってください！応援してます☆彡 (2022年10月22日 23時) (
レス) id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - ルーさん» そう言ってもらえて嬉しいです〜！ほんとにすごく嬉しい…！ルーさん、ありがとうございます (2022年7月17日 0時) (レス) @page47 id: c5c0361c7b (このIDを非表示/違反報告)
ルー - はゎゎ〜✨めっちゃくちゃこういう感じのお話大好きです！これからも頑張ってください！(*´ω｀*) (2022年7月10日 10時) (レス) @page46 id: 58cb53495b (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - ほしぽんさん» 了解！がんばるね！応援しててください (2022年7月5日 22時) (レス) id: c5c0361c7b (このIDを非表示/違反報告)
ほしぽん(プロフ) - 更新待ってます！！ (2022年7月5日 19時) (レス) id: 86c5fe95fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこと | 作成日時：2022年4月25日 6時
