27 綺麗な子 ページ30
入間side
オペラさんに続き、階段を降りていた僕は広い玄関に一人で立って何故か腕の中を見つめているおじいちゃんを見つけ、少し駆け足気味で歩み寄った。
入間「おかえり、おじいちゃん！」
サリバン「ただいま〜♡イルマくん♡」
入間「おじいちゃん今日はどうし………」
僕はそこまで言って、振り返ってからだの向きをこちらに向けたおじいちゃんを見て言葉に詰まった。
正確にはおじいちゃんの腕の中にいる
綺麗な女の子が穏やかな顔で瞳を閉じておじいちゃんの腕の中にいた。
思わず息を飲むほど
この子以上に綺麗なものは存在しないと思ってしまうほど
…本当に綺麗な。
僕がその子を見たまま止まっていると、おじいちゃんが同じくらいの衝撃を落としてきた。
サリバン「僕、女の子もほしかったし〜♡
やっぱり、一人っ子じゃ寂しいかなって思って
＿＿＿＿もう一人連れてきちゃった♡」
入間「っええぇぇぇ!！」
僕が思わず叫んだ瞬間、おじいちゃんの腕の中で眠っていた名前も知らない綺麗な女の子が目を覚ましてしまった。
サリバン「あ、カタカナちゃんおはよう♡」
まずい、寝ている子を起こしちゃった！と慌てている僕をその女の子は不思議そうに見てからおじいちゃんに話しかけた。
『おはようございます…ここどこですか？』
そう言ったその子はおじいちゃんの腕の中で玄関を見渡して、目を見開いて驚いているようだった。
サリバン「ここはカタカナちゃんがこれから住むお家だよ〜」
そう言われて、その子は先程の眠っていた時の穏やかな顔とは対照的にころころと表情を変え、おじいちゃんの言葉を理解しようと頭を働かせていた。
その行動に身に覚えがあって、その子の美貌で話しかけずらかったが、急に親近感がわいてその子と話してみたいと思い、口を開いた。
入間「確かにびっくりするよね…僕も最初は信じられなかったよ」
僕がそう声を掛けると玄関を見て、やや放心していたその子は僕に気がつき、何かを伝えようとしていた。
入間「えっと、僕は鈴木入間です。」
その子が名前を知りたがってると分かり自己紹介をした。
『私は＿＿
サリバン「そうだ、もっとゆっくり話せるようにダイニングルームに移動しようか！カタカナちゃん着いてきてね〜」
え、はい。鈴木くん、自己紹介はまた後でね。』
魔界にきてから名前で呼ばれていたので、久々に名字で呼ばれて少しくすぐったく思えた。
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彩豊(プロフ) - こんにちは！凄くおもしろかったです！これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理のないよう、更新頑張ってください！応援してます☆彡 (2022年10月22日 23時) (
レス) id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - ルーさん» そう言ってもらえて嬉しいです〜！ほんとにすごく嬉しい…！ルーさん、ありがとうございます (2022年7月17日 0時) (レス) @page47 id: c5c0361c7b (このIDを非表示/違反報告)
ルー - はゎゎ〜✨めっちゃくちゃこういう感じのお話大好きです！これからも頑張ってください！(*´ω｀*) (2022年7月10日 10時) (レス) @page46 id: 58cb53495b (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - ほしぽんさん» 了解！がんばるね！応援しててください (2022年7月5日 22時) (レス) id: c5c0361c7b (このIDを非表示/違反報告)
ほしぽん(プロフ) - 更新待ってます！！ (2022年7月5日 19時) (レス) id: 86c5fe95fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこと | 作成日時：2022年4月25日 6時
