迷子68回目 ページ21
zm side
横で一緒に話していたAが急に倒れた。
受け止めたもののグッタリしている。
呼吸が荒く意識も朦朧としている。
ぺ神の所に行かなければとAを横に抱いて城内を走る。
腕の中にいるAは今にも死んでしまいそうになっている。
原因は全然分からない。
今日はずっと後をついて行ったが変なものを口にはしていなかった。
全力で城内を走る。
医務室まではあと少し。
途中で書記長室から｢誰や走ってるやつ！煩いわボケ！｣と聞こえた気がしたがそんなこと今は関係ない。
医務室につき勢いよくドアを開ける。
中で優雅にオスマンと紅茶を飲んでいたぺ神は俺がこんなに息を切らしながら走ってきた事と俺の腕の中で弱っているAを見て何かを察してすぐに動き始めた。
医務室のベッドにAを寝かせるとすぐにぺ神が酸素マスクをつけた。
os ｢何かあったん...？｣
zm ｢俺にも分からへん...急に倒れて...｣
snpi ｢とりあえず医務室で預かるよ。ゾムは...どうする？｣
zm ｢Aの隣にいたい。｣
心からそう思った。
苦しんでいるAを1人にはしたくない。
snpi ｢分かった。Aちゃん、変な物とか口にしてないよね？｣
zm ｢特に食べてなかったで。後、前触れもなく急に倒れたから...｣
Aが死んでしまうかもしれない恐怖。
手が震え始める。
snpi ｢...絶対死なせないから大丈夫。｣
ぺ神が笑顔で俺にそう言った。
ベッドでは酸素マスクをつけたAが苦しそうに眠っている。
Aが起きたら沢山好きと言おう。
ずっと一緒に居たいと言おう。
そう心に決めた。
どうやらオスマンが皆をインカムで呼んだらしい。
次々に息を切らしながら医務室に来た。
皆俺に何があったのか聞いてくるが俺自身も分からない。
すると突然エミさんが医務室から飛び出して何処かへ行ってしまった。
数分後エミさんが1冊の本を持って息を切らしながら戻ってきた。
em ｢ゾムさん。この本を見てください。｣
エミさんに渡された本は分厚く古そうな本だった。
開いて見ると色々書いてあったが目に付いた物があった。
zm ｢これって...｣
em ｢実は少し前に私の図書館を片付けていた時に見つけたんです。｣
zm ｢この本には目の色が角度によって変わる血筋の人がずっと目が赤くなってから数日すると数日間悪夢を見続けるって書いてあるんやけど？｣
俺の声が震えているのが分かる。
本を持つ手も震えている。
恐怖で支配される。
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栞和(プロフ) - もう完全に治ったので大丈夫ですよ フライパンのはじっこでも結構痛いですよね... アンケート了解致しました。貴重なご意見をありがとうございます！ (2018年10月14日 20時) (
レス) id: 4e1ffb98dc (このIDを非表示/違反報告)
Hono(°∀。)(プロフ) - コメント失礼します。左手大丈夫ですか？私は火傷って言ってもフライパンのはじっこですし…お大事にしてください。後、アンケートの話なんですが、私は長編軍パロがいいです。我が儘ですいません…… (2018年10月14日 20時) (レス) id: 66e384ca53 (このIDを非表示/違反報告)
栞和(プロフ) - かぁたんさん» よかったです...!! 帰ってきたのでまた更新頑張りますね！ありがとうございます！ (2018年10月12日 14時) (レス) id: 4e1ffb98dc (このIDを非表示/違反報告)
栞和(プロフ) - うめるさん» お母様大丈夫ですか！？火傷はなんかじんじんして痛痒かったです...これからは気をつけようと改めて思いました...w (2018年10月12日 14時) (レス) id: 4e1ffb98dc (このIDを非表示/違反報告)
うめる(プロフ) - やけどって地味に痛いし痒いしめんどくさいですよね、前に母が熱々のやかんを足に落としたときしみじみ思いました笑笑 (2018年10月9日 3時) (レス) id: 78e56762eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるのく | 作成日時：2018年8月26日 21時
