猫姫と魔界と…

入学やで！ ページ2

A
「はぇ〜。ついに来たかぁ〜〜」


真新しい制服に身を包み、これから通う学校…悪魔学校"バビルス"の校門をくぐった。


写真を撮る人、会話をしながら歩く人を横目に、校内に入った。


……ここでは"友達"ができるとエエけど…。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

席に座り、ボーッとしていると、青い髪の小柄な男子の姿が目に映った。


「なんか…旨そうな匂いする…」


その男子は、その言葉に反応し、前屈みになっていた。心当たりでもあるんかな？

バラキ
「起立！校歌斉唱！」


「人間丸々我らの食い物 魂・血と肉 残さず啜れ♪」


物騒！！校歌物騒！！怖いわ！！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ダリ
「えー続いて、理事長挨拶…」


理事長かぁ〜どんな人なんだろ。

サリバン
「入間くーんおじいちゃんだよー！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ


ええぇぇぇっ！？

サリバン
「実は孫が入学しましてね、これがもうかわいくてかわいくて。そんな孫と撮った１枚がこれです」

入間？
「拡大写真(ポスター)！！」


あー……なんか…可哀想になってきたで…。

サリバン
「後ほど配布します」


可哀想に…。

サリバン
「よし、言いたいこと言ったからおわり」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

A
「…凄い理事長やな……。孫バカかな？」


て言うか、"入間"って……名前的にも、人間よな。親に売られたんかな？私と同じケースじゃなさそうやし。

ダリ
「では続きまして……新入生代表挨拶」


全体的に白い男子が立ち上がる。美形や。


「代表って入試首席だろ？」「スゲー」


羨まし…。勉強できるって良いよな…。

ダリ
「えー、新入生代表アスモデウス君…に代わりまして、特待生入間君登壇してください」


入間くん？は一度崩れ落ちると、壇上に上がった。


どうするんやろ…。


入間
「あべるはぅけ、」


！？それは……！！

禁忌呪文→←設定(変更有り)

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

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