未来を変えるための【烏丸京介】

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夜、レイジさんに書くと覚えると言われ渡されたノートに今日のことを記入する。

ちなみに帰ったらトリガーについて教えて貰った。

エンジニアとして私に渡された護身用のトリガー。もちろん使えない。そして勉強用としてノーマルトリガーを。

中には8種類まで装着できるトリガーホルダー。トリガーと呼ばれるのはそのチップの方。

トリガーには換装した際の本体を収納する、緊急脱出(ベイルアウト)、レーダーなど

これを量産した鬼怒田さんはすごい。



ただ居候するだけではダメだ。生きるための衣食住、権利を貰うというとてつもない借りを返すため、エンジニアとしてしっかり働かなくては。だから知識も必要

しかしこれはただの基礎知識。出来ればここのチーフエンジニアの人に会いたいが、今は居ないよう。

全員集合の写真を持って行く。


「迅さん、クローニンさんはいつ戻ってくるんですか？」


ロビーには迅さんと宇佐美、レイジさんに陽太郎と住み込みメンバーが。

京介からサイドエフェクトのことを聞き質問する人を絞った



「そうだな、明日だ」

「ほんとですか！？」

「視たからな。ゆりさんも来るぞ」

「そ、そうか。ならば明日は俺が夕飯を作るぞ迅！交代しろ！」


なぜかレイジさんも張り切る。


「勉強熱心でよろしいよろしい、雷神丸のお腹触るか？」


自称犬が転がり腹を見せる。忠誠の意らしい。このカピバラも仲間と認めたようだ


「動物が似合う女の子は可愛いぞ」

「...そうなの？」


陽太郎は頷く。犬の好意基準は分からない

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