未来を変えるための【烏丸京介】

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「そういえば開発室長はどんな人なんですか」

いやに高圧的だった。その一言に尽きる。これからは役職的に関係の多い上司となる。よく聞いておこう。



「鬼怒田さんはゲートの誘導装置、ノーマルトリガー量産とかを考えた技術者の代表。落ちてきた遠征艇を見ているのも鬼怒田さんだと思います。

ただ、娘がいるからAみたいな年代の女子には優しいと思います。だから遠征艇にこんな子供が一人乗ってくる、なんて実は思ってなかったりとさっきそんな風な会話が聞こえてました。」


思ったよりいい人だった。というか功績が高い。本部の外殻は大体あの人のおかげといった所か。

なんか非常に申し訳なくなってきた。



角に差し掛かるとまた別の人を聞く


「あ、あの人。本部長の補佐っぽいことしてる人」

「沢村さんは設立時からいる元防衛隊員の現本部長のサポート役

ちなみに本部長は防衛任務の指揮官だから俺たちもよく世話になる。ちなみに今回最高司令官と合わないようにというニーズに答えてくれたのか忍田本部長だって林藤さんから聞きました。」


さらに支部長への借りが重なる。完全に逃れられない域へと入り込んで行く。心配することはない。そう言われたがまさに行動で示されていた。信じる信じないではなくもはや信じろと言わんばかりだ

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