#119 ページ21
店を出て少ししてから、携帯が鳴り出した。
携帯の通知画面を見ると、それはジョングクからのもので。
戻ってきたら私がいなくて、ジョングクびっくりしてるかな。
心配してるかな。もしかしたら、怒ってるかも。
そう、頭の中では思いつつも、電話を出る気にはどうしてもなれなくて、カバンの中に携帯を押し込めた。
.
しばらくすると、携帯のバイブレーションが鳴り止んで、その後に小さく携帯が震えた。
“気持ちが落ち着いたら、宿舎に来て。”
ジョングクから送られたメッセージはたったそれだけだったけど、その言葉が痛いくらい心に染みて更に涙が止まらなくなった。
私とテヒョンさんの間にあったことを直接テヒョンさんから聞いたのかもしれないし、ジョングクが何かに勘づいて送ってきたのかもしれない。
そのどちらでも、ジョングクの大袈裟すぎない優しさが今の私にはちょうど良かった。
.
.
「何してんのよ、私…」
あてもなく歩いていたつもりが、体が勝手に宿舎の方へと歩いていた。
お店から宿舎まではそう遠くなかったから、歩いて20分程で着いてしまった。
「帰ろ。」
変な勘違いされても、困るし。
そう思い、体を反対方向に向けて歩き出した時、
？「帰っちゃうの？」
少し離れたところからそんな声が聞こえた。
反射的にその声がした方を向くと、
「ジミンさん…？」
JM「やっほー。」
そこには、ジミンさんがいました。
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ジンベーザメ(プロフ) - 本当に素敵すぎた作品です！！！！！すごく良かったです！！ありがとうございました！！ (2019年5月6日 19時) (
レス) id: e6d9bbab14 (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - お疲れ様です！！ラストの終わらせ方、完璧過ぎて尊敬です��(ﾟДﾟ) 新作も頑張ってください！もちろん読みます笑 これからも応援しています!!! (2018年11月5日 0時) (レス) id: b3b044afea (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - 1ばんが先に見たいですれ！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: 8c6f5da4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - お疲れ様です！きみとな素敵な作品でした(^^)次回作も楽しみにしてます！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: 6fbb76998d (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - 1番を先にみたいです！ (2018年10月29日 22時) (レス) id: cb7e5c3f35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんた
| 作成日時：2018年9月17日 23時
