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(izw side.)
『もーほらっ、拓哉お兄ちゃん行くよっ！』
河「はいはい」
Aが河村さんの腕を引っ張ってお風呂場へと歩き出す。
途中、河村さんがもう一度俺らの方を振り向いて、満面の笑みを見せた。
2人の姿が見えなくなり、この広い広いリビングに取り残された俺達は、全員で顔を見合わせた後、大きなため息をついた。
伊「河村さん中学生の時とか絶対下心あったでしょ。今もありそうだけど。」
須「思春期真っ只中にあのレベルの女の子と一緒に居たんか、あの河村という男は。」
山「狡いというか、羨ましいですね。」
川「ウェスターマーク効果…あるんですかね」
福「2人の間にあるとは思うけど、恋しちゃってもおかしくはない…よねぇ。｣
須「2人ともチョー頭良いし、見た目の偏差値もバカみたいに高いしな。｣
こ「だからこそ、そういう感情湧かないんじゃないですかね。お互いにレベル高すぎて。」
伊「まぁあの2人、恋人か！っていうくらいには相思相愛だがな。」
山「なんていうか、血が繋がってるからこその仲の良さって感じです。」
こ「でも実際、Aさんと一緒にお風呂入れると考えてみて下さいよ。」
……。
伊「うん、最高。」
山「ですよね」
福「まぁ得しかないよね。」
川「同意見です」
須「いやでも俺だったら推しと風呂とかハードルやばすぎて目開けられん。絶対に無理。死ぬ。駄目。」
福「それは須貝さんが推し声優として見てたからでしょ笑」
山「…なんでこんな中学生みたいな話してるんですか僕たち…」
こ「確かに笑」
須「あれだろ、もしクラスのマドンナと付き合ったらみたいな妄想劇だろ」
伊「男にとって避けては通れない道」
川「伊沢さんずっと男子校だったのにマドンナ居たんですか」
福「言うて川上もそういう話は出来なかったでしょ」
川「出来なかったというかしなかった」
伊「めいも〜ん」
山「さすが灘ですね」
こ「いや、川上さんだからでしょ。」
川「…それ俺が言いたかった」
6人で駄弁っていると、河村さんが先にお風呂からあがってきた。
河「やぁ」
河村さんは俺たちに向けてバチバチのドヤ顔。
「「「「「「(屈葬………！！！)」」」」」」
河「まーまー、そんなに僕を睨まないでよ。代わりにいいもん見さしたげるからさ。」
そう言って河村さんはテレビ近くの棚を開け、
河「今からこれを鑑賞しようではないか。」
ひとつのDVDを俺らに見せつけた。
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亜露夢 - コメント失礼します！続編読みたいです。ランなさんのお話大好きです！これからもご自身のペースで頑張って下さい！(生徒会副会長と吹奏楽部副部長…尊敬します。そちらも頑張って下さい！) (2020年7月5日 18時) (
レス) id: ec857bc14c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 少し前に紹介されてたけど、出てくるタイミングを失っていたランなのリア友です。私も続編を読みたいな。こんなふうに、たまにコメント欄に出てくるので皆さんよろしくお願いします！ (2020年7月2日 23時) (レス) id: dc74e3fb2c (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - とても好きなので、続きお願いしますm(__)m (2020年7月2日 21時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
ここあ。(プロフ) - 読みたい！です！主様のお話好きなので！ (2020年7月2日 20時) (レス) id: 2eecf27a1d (このIDを非表示/違反報告)
りゅかるぅ - コメント失礼します。このお話が大好きで、毎度楽しんで読ませてもらっています。続編はぜひ書いてもらいたいです！応援してます！ (2020年7月2日 6時) (レス) id: 980203a542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ランな | 作者ホームページ：
作成日時：2020年5月16日 21時
