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「誰?」
神
「神様です」
何これどういう事?
何で私死んだのに意識があるの?
そしてここはどこ?
神
「ここはね、生と死の狭間だよ」
「生と死の……狭間……?
私車に轢かれて死にましたよね?
って事は天国って事ですか?」
神
「うん、確かに君は死んだ。
けど、それは間違いなんだよね」
「間違い?」
神
「本当は君はあそこで死ぬはずじゃなかったんだよ。
車に轢かれるはずじゃなかった」
「どういう事ですか?」
神
「本当なら僕の力で車を止めるはずだったんだけど、誤って止める事ができなかったんだ。
本当にごめん」
神様は咳払いをして、真剣な顔で私に向き直った。
神
「人は生まれた時からその一生が決まっている。
その決められた一生を遂げさせる為に、僕ら神が不慮の事故等から人間を守ってあげているんだ」
「つまり私は……」
神
「そう、予定では君はまだまだ生きられるはずだった」
「そう……だったんですね……」
でも、すとぷりのいない世界であれ以上生きていても……
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作者名:ニートになりたい | 作成日時:2021年6月29日 14時