検索窓
今日:3 hit、昨日:27 hit、合計:41,338 hit

ページ3

「誰?」





「神様です」





何これどういう事?

何で私死んだのに意識があるの?

そしてここはどこ?






「ここはね、生と死の狭間だよ」





「生と死の……狭間……?

私車に轢かれて死にましたよね?

って事は天国って事ですか?」






「うん、確かに君は死んだ。

けど、それは間違いなんだよね」





「間違い?」






「本当は君はあそこで死ぬはずじゃなかったんだよ。

車に轢かれるはずじゃなかった」





「どういう事ですか?」






「本当なら僕の力で車を止めるはずだったんだけど、誤って止める事ができなかったんだ。

本当にごめん」





神様は咳払いをして、真剣な顔で私に向き直った。






「人は生まれた時からその一生が決まっている。

その決められた一生を遂げさせる為に、僕ら神が不慮の事故等から人間を守ってあげているんだ」





「つまり私は……」






「そう、予定では君はまだまだ生きられるはずだった」





「そう……だったんですね……」





でも、すとぷりのいない世界であれ以上生きていても……

・→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (121 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
67人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , 莉犬くん , stpr   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ニートになりたい | 作成日時:2021年6月29日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。