ーあの日のことー ページ3
俊)｢にーちゃんー！｣
凌)｢……｣
呼んでも返事をしない兄に
大きな声でもう一度言ってみる
俊)｢撮影するから下降りて来てってば！｣
ｶﾞﾀﾝｯ
俊)｢！？｣｢にーちゃん！？｣
突然の大きな物音にビックリして
もしかして兄に何かあったのではないかと思い兄の部屋に向かい扉を音を立てて開けた
俊)｢にーちゃん！？って大丈夫か！？｣
そこには真っ赤な顔をした兄が
ベッドから落ちていた
俊)｢って！にーちゃん顔赤いよ！？ってすごい熱いし…！｣
と、いって体温を一応測ったら
俊)｢あっちゃぁー…38.7℃ねぇー…｣
凌)｢ごめん…動画撮るんだよな…今行くから｣
俊)｢って、ばかなこと言うな!!!!今日はゆっくり寝てろ、寝てねーと怒るからな！｣
と、怒り気味で兄をベッドに横にさせてから部屋を出てってしまった。
凌)｢……ひ…ひとりにするな……｣
と、微かに小さな声で訴えていた言葉は誰にも届かなかった。
その時、兄は ”自分を置いてどこかへ行ってしまった” のかとおもい1人で密かに布団に潜っていた…
その頃、 部屋を出ていった俊は
俊)｢はぁ……38.7℃か……｣
｢リンゴと…氷枕…冷えピタ…濡れタオル…薬……くらいでいいのかな??????マジこういう時どーしたらいいんだよぉぉお！わっかんねよぉぉー！！｣
いつも看病をしてもらっている側の俊からすると、どう対処したらいいのかも分からず慌てて物を用意する
少し目に涙を浮かべて、内心、何か誰かに助けを求めるようになってしまっていた。
ｶﾞﾁｬ…
俊)｢にーちゃん…？りんごとか持ってきたから……って…寝てるか…。でも一応隣にいてあげよう…｣
布団から少し出た寝癖を撫で
俊は照れくさく
俊)｢可愛いとこもあるんだな笑｣
なんて言って小さく笑う
何となく俊が布団を少し動かすと、俊と凌はパッと目が合った
俊)｢!?｣｢起きてたの!?!?って…いつから！！？｣
凌)｢最初からだけど……聞いちゃまずかった…？｣
熱で少し汗をかいた兄が少し色っぽく見えた
そして、不意にあの日のことを思い出してしまった
そうしたら兄の唇にしか目が行かない状況になったその時
凌)｢…あたま……………ぃ｣
俊)｢頭が痛むのか！？！？｣
凌)｢…頭…なでてほしい……｣
兄のこれまで聞いたことのない言葉で
俊も顔が赤く染まってしまった
次の日『俊が風邪になりました』とさ
【次回】
ーってなんだそれ！？ー
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共 - とても面白いです！！次回が気になります……!!でもオリフラ外してください！こんなに素敵な作品を消されたくないので！お願いします！更新がんばってください！！ (2018年3月12日 3時) (
レス) id: 05169b9169 (このIDを非表示/違反報告)
とろ - とっても面白かったです！次回も楽しみにしてます(*^^*) (2018年2月25日 15時) (レス) id: 16397da4d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーら - 更新楽しみにしてます！ただやはり、実在する人物なのでオリジナルフラグは外してくださいね。お願いします！ (2018年2月11日 17時) (レス) id: da68b824f3 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外す気が無いんですかね？立派な違反行為だと理解されていますか？このままオリジナルフラグ外されない様なら違反報告させて頂きます (2018年2月2日 23時) (レス) id: 8862f0a088 (このIDを非表示/違反報告)
1.5次元 - やっぱ対象になりますよね~ 兄弟だしなかいいですからね！面白かったですよ！!! (2018年1月25日 21時) (レス) id: 6ae4d34ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カラフル。 | 作成日時：2018年1月4日 1時
