ー嘘か真か嘘かー ページ2
2人)『はいどうもー!』
凌)「稲荷兄弟、兄の方 ”凌” です」
俊)「弟の方、 ”俊” です」
といつも通りの挨拶。
そして稲荷兄弟の撮影が終わったあと
お互い自分の部屋へ戻り
兄は、この前撮った動画の編集をしている
俺は何をしているのかというと……
((((何もしていない))))
((((つまり、そう暇である))))
今日に限ってやることも無く
暇を持て余していたら、
ふと、いいことを思いついた
俊)「兄ちゃんの部屋に行こう!」
1回決意したらもう止まらない俊は
兄の部屋の扉を勢いよく開いた
扉)『 バンッ 』
俊)「にーちゃん!!!!」
凌)「!?!?」「んだよお前かよ!!!!!」
「まじでふざけんな」と怒りながら言いつつも
笑って編集を続けていた兄の隣に座り
俊)「にーちゃん?」
凌)「ん??なんだー?」
俊)「暇w」
凌)「おまっ!?まさかそれだけで俺の部屋に!?!」
俊)「うん( ˙-˙ )←」
凌)「お前マジでふざけんなー(#・∀・)!」
と本日2度目の
「マジでふざけんな」を聞いたあと
兄の部屋のベットに座って
編集をしている兄を眺めていたら
いつの間にか眠りについていた。
俊)「に…にーちゃん……すき……」
凌)「!?!?」
「なにおまっ!?って…ぁ……ねて…るの…か?」
と兄はびっくりした後、小声で
凌)「俺もだよ………」
と、隣でつぶやいた
小さく笑いながら隣で凌も眠りについた。
俊がそれに気づいたのは次の日の朝のこと
俊)「!?もうこんな時間!?しかもここ……にーちゃんの部屋!?」
とすっかり覚えていない様子の後
凌)「ん………ぁ?もう朝か、」
俊)「にーちゃん!!俺なんでここにいるの!?」
凌)「んー。まぁ、簡単に言うと、お前が俺の部屋に、急に入ってきてベッドで寝てたんだよ」
「そのあと、寝言かなんか知らないけど『にーちゃんすき♡』とかなんとか言ってたー」
俊)「っ!?なんだよそれ!!!俺が、にーちゃんのこと……」
凌)「好きじゃねーんだろw知ってるw」
俊)「っーー…。」
色々と複雑な気持ちで朝を迎え
嘘か本当かもわからないけど
あの日の、兄の顔は忘れられないだろう。
2話【完】
【次回】
ーあの日のことー
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共 - とても面白いです!!次回が気になります……!!でもオリフラ外してください!こんなに素敵な作品を消されたくないので!お願いします!更新がんばってください!! (2018年3月12日 3時) (レス) id: 05169b9169 (このIDを非表示/違反報告)
とろ - とっても面白かったです!次回も楽しみにしてます(*^^*) (2018年2月25日 15時) (レス) id: 16397da4d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーら - 更新楽しみにしてます!ただやはり、実在する人物なのでオリジナルフラグは外してくださいね。お願いします! (2018年2月11日 17時) (レス) id: da68b824f3 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外す気が無いんですかね?立派な違反行為だと理解されていますか?このままオリジナルフラグ外されない様なら違反報告させて頂きます (2018年2月2日 23時) (レス) id: 8862f0a088 (このIDを非表示/違反報告)
1.5次元 - やっぱ対象になりますよね~ 兄弟だしなかいいですからね!面白かったですよ!!! (2018年1月25日 21時) (レス) id: 6ae4d34ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カラフル。 | 作成日時:2018年1月4日 1時