検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:821 hit

壱話 "転校初日の朝" ページ2

『ふぁ〜ぁ……朝か……』

俺はpipipiと五月蝿く鳴り響く目覚ましを止め、むくりと起き上がり、そう呟く。

ベッドから降り、タンスの中から真新しい新品の制服…では無く、少し古い制服を取り出す。

俺は今日から新しい高校へと通うことになっている。この制服はその高校のものだ。

この制服は五年程前に俺の兄が着ていた制服だそう。俺はその制服に身を包む。

昨日の夜、寝る前に用意していた鞄を持ち、リビングへ向かう為部屋を出て階段を降りた。

リビングに入ればソファに鞄を無造作に置き、朝食を作る。といっても簡単なものだが…。

ぱっぱと朝食を作り終えれば、一人手を合わせ『いただきます』そう呟き口にする。


『ごちそうさまでした』と手を合わせ、食器を片付け、ソファに座る。

『家出るまで後二十分くらいか……』

俺はその二十分をスマホで潰すことにした。
気付けば家を出る時間。

俺は鞄を持ち、玄関に向かい靴を履く。誰も居ない家に『行ってきます』そう言って家を出た。

弐話 "登校時間"→←零話 "簡単な人物紹介"



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:男主 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

黒須 逢露魔(プロフ) - ゆる 、さん» 有難う御座います。感謝感激雨嵐で御座います() (2019年9月9日 21時) (レス) id: bb098c4649 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる 、 - はい好きです…これから見ますね ( (2019年9月9日 21時) (レス) id: 37603312f3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:逢露魔 | 作成日時:2019年9月8日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。