妹になってみた（リク） ページ6
ちゃんと姉妹
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『お姉ちゃん！』
そう言えばお姉ちゃんは、いつだって変わらない笑顔でにっこり笑って
「どうしたの？」
って聞いてくれる。体調が悪い時はすぐに気づいてくれるし、何かあったら慰めてくれる。そんな優しいお姉ちゃんが大好きだ
でも時々…
母「まふゆ、A、最近学校はどう？」
私はというと、正直つまらない。学校は疲れるから苦手だ
『私は楽しいな』
でもそんなこと言えるはずがない
ま「私もとっても楽しいよ」
そう言って笑うお姉ちゃんの笑顔には影が差していた。凄く辛そうな…目を離したら消えてしまいそうな顔で笑っていた
夜になり部屋へ向かう。お互い何を話すでもなく、部屋の前までくる。
ま「じゃあまた明日ね、おやすみなさい」
そう言って部屋に入ろうとするお姉ちゃんをどういうわけか後ろから抱きしめてしまった。少し驚いたように振り返ると、正面から抱きしめてくれる。そして頭を撫でながら聞いてくる
ま「…どうしたの？」
なんと答えるべきだろう…ここで「なんとなく」などと言ってしまえば話が終わってしまう気がした。それじゃダメだと気づいていた、いつかは聞かなくてはいけない
それはきっとお姉ちゃんに聞いてはいけない、所詮パンドラの箱なんだろう
『…お姉ちゃんは、どこにも行かないよね？』
嘘ではないが今聞くのは違う気がした、それでもこの言葉以外思いつかなかったのだ。
お姉ちゃんは少し目を見開くといつもの笑顔で
ま「うん、どこにも行かないからね」
それが真実であると証明するかのようにお姉ちゃんは私を抱きしめる手に力を入れた。私もそれに応えるようにお姉ちゃんをキツく抱きしめた。
『なら、無理しないで欲しいな』
ま「…」
私は率直に自分の感じたことを話したつもりだったがお姉ちゃんは押し黙ってしまった
数秒とも永遠と戻れる静寂のあと、姉はゆっくり口を開いた
ま「やっぱりAには…敵わないね」
そうやって諦めたように笑う姉の声はいつもより悲しそうな、辛そうな、何も感じてなさそうな、抑揚のないような…そのどれもであるような気がした。
どれでも当てはまってしまう気がした。
『一緒に…寝よ？』
ま「…うん」
いつもより冷たい声と表情のはずなのに、いつもより暖かく感じた
ま「何があっても、ずーっと…一緒だから……」
お姉ちゃんは私の耳元で呟いた
お姉ちゃんになってみた（リク）※切ない感じかも→←ヤンデレになってもらってみた（リク）
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愛音＠ゴーヘド愛は誰にも負けない(プロフ) - 最推しなのでめちゃくちゃ最高ですね…すごいです。 (1月7日 7時) (
レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
離羅 - あの、ナンパされちゃった、、、、みたいなのってできます？ (2023年5月5日 2時) (レス) id: db94eb3f79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - あけましておめでとうございます。まふゆちゃんの誕生日を祝う話が見たいです。よろしくお願いします！ (2023年1月27日 14時) (レス) id: 9d3264981d (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 夢主ちゃんからでお願いします（汗汗汗汗）まじ1年くらい待つのでよろしくお願いします（嬉嬉嬉嬉嬉） (2022年12月17日 10時) (レス) id: 9d3264981d (このIDを非表示/違反報告)
ravito - ゆなさん» だいぶ…だーいぶ！更新遅れまして…（スライディング土下座⭐︎）どっちから別れを切り出して欲しいとかあります？ (2022年12月17日 0時) (レス) id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ravito | 作成日時：2022年7月7日 22時
