検索窓
今日:3 hit、昨日:21 hit、合計:152,216 hit

11-2 ページ6

【BS魔法師】
先天的特異能力者、先天的特異魔法師とも呼ばれる、魔法としての技術化が困難な異能に特化した超能力者のこと。
「BSの一つ覚え」と馬鹿にされてはいるが、その特異能力は誰かが真似るのは困難なものが多く、例え真似ることが出来たとしても、技術的に遥か上を行く。


何でも出来る魔法師より、一つのことに特化しているBS魔法師の方が、要所要所で活躍する場面は多い。


よってスパイに特化したBS魔法師を数多く輩出する我が九十九家は百家本流のひとつに数えられているのだ。





私の父と、母も、そう“だった”。



九十九家は近縁者と結婚するのを良しとし、現在まで濃い血を守り続けてきた。
母が本家の人間で、父が分家の人間、つまり婿養子となる。
両親共に公安の工作員であり、スパイを担い、暗躍していたのだと親戚の方から聞いている。


二人は気配を消す能力、瞬間記憶力に長けており、その二人から生まれてきた私は偶然にも二つの能力を持ち合わせていた。
基本、一人ひとつの能力、それが当たり前なのだが私はそれを覆し、一族の中でかなりの期待を掛けられ3歳の頃から既に修行を積んでいたという。
あまり良く覚えていないのだけど…。



まぁまぁ、そんなこんなで期待の新星的な存在になった私は国の支援を受けて、体術の取得や五感を研ぎ澄ませる訓練のためにUSNAに渡ることになっていた。



が、その一週間前…


私達3人を乗せた車体はあり得ない方向に吹っ飛び、大炎上。
全員即死か、そう言われたが中から自力で出てきたのは齢6歳の女の子

それが私だった。
何故、あの事故は起きたのか
何故、私一人だけ死ななかったのか


それは今でもよく分からない。
証明しようにも記憶が曖昧すぎて分析も出来ない。
それは私の中で迷宮入りと化している。


その事故のせいで私は一時、どん底に突き落とされたりした……


今回は、まぁこれくらいにして。
あまり長々と話しても気分が暗いでしょうから、ね。


それでは続きは、またの機会に。

11-3→←11-1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (247 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
668人がお気に入り
設定タグ:魔法科高校の劣等生 , 最強 , 司波達也   
作品ジャンル:SF
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

華奈(プロフ) - 主人公の最強シーンが見れてないのに更新止まってるのは残念 (2022年8月28日 0時) (レス) @page15 id: 45dc289628 (このIDを非表示/違反報告)
篝月(プロフ) - 物凄く続きが気になります!更新を楽しみにてます。 (2021年9月5日 15時) (レス) id: f24484b552 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ。 - 九校戦読んでみたい… (2019年8月8日 9時) (レス) id: 2c3bf4091e (このIDを非表示/違反報告)
なお - 横浜騒乱編までお願いします!!アニメもそこまでだったので、資料として確認はしやすいかと、、、 (2018年11月11日 1時) (レス) id: e69e2634c1 (このIDを非表示/違反報告)
- この小説前から読んでるのにずっと止まってて期待はずれ (2018年10月12日 6時) (レス) id: 98e89ee409 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あきら | 作成日時:2016年11月6日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。