日本人の魔女が多分活躍する話２(下) (ページ5)

今日:3 hit、昨日:16 hit、合計:63,069 hit

54 ページ5

授業が終わりみんなめんどくさいし逃げるように談話室へと向かった。

ハリーが椅子に座ってるのが見えた。相当お疲れね
そりゃそうか、人がいっぱいいる中バレンタインの歌のメッセージ貰ったんだから。

『あなたの目は緑色、青いカエルの新漬のようw』

ハリ「Aまで！やめてくれ！」

『ごめんごめん。カバン大丈夫？』

ハリ「大丈夫じゃないよ。ほら」

綺麗に破れていた。

私は呪文を唱え新品同様に直した。

『インクもついちゃったみたいね。』

ハリ「もう、これはしょうがないよ。」

『日記は？無事だった？』

ハリ「それについてなんだけど！日記だけ汚れてなかったんだ！」

『どうゆうこと？』

ハリ「ほら。」

インクの瓶が割れてどれも赤いインクがついていたのに日記は何ともなってなかった。

『もしかして...』

ハリ「どうしたの？」

『この日記は記憶を納めてるのかもしれないわ！』

だとしたら何も書いてなくても納得できる。

ハリ「記憶？」

『うん。この日記になにか書くってのは試してないわよね？』

ハリ「あぁ。」

『もしかしたらリドルと話せるかもしれない！秘密の部屋について』

ハリ「どうやって？」

『ハリーが聞きたいこと書き込むのよ。』

フレッドとジョージがあの小人が歌っていた曲を歌いながら談話室へと入ってきた
私の口角が上がっていくのがわかった

ハリ「僕...寝室に戻るね。なんか分かったら言うよ」

『うん。おやすみハリー』

ハリ「おやすみ、A」

フレ「おや、英雄のハリーは寝るのか？」

『みたいよ。休ませてあげましょう？』

ジョ「ところでお嬢は誰かにバレンタインカードもらったのか！？」

『貰ったけどまずバレンタインってなんなの？』

フレ「知らないのか！？」

『うん。知らない。』

ジョ「簡単に言えばカップルの愛の誓いの日だ。」

なにそれ。

フレ「ま、お嬢にはまだ早いか！」

なにそれ。

フレ「好きな人とか大切な人にカードをあげて気持ちを伝える日だ。」

ジョ「いや待て？お嬢バレンタインカード貰ったって言った？」

『うん。』

ジョ「見せて！」

『いいけど差出人分からないから少し気持ち悪いのよね。』

フレ「バレンタインはそうゆうものさ！」

ー親愛なる A

あなたがわたしにとって、どんなに大切な人か知っていてくれますように

あなたを慕う者よりー

ジョ「わぉ。こいつ中々お嬢に惚れてるみたいだ！」

フレ「ま、お嬢にはまだ早い！忘れろ！」

なにそれ！