日本人の魔女が多分活躍する話２(下) (ページ17)

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『なんで気づかなかったのかしら...何回もマートルの所に行ってたのに。あの時聞けたら...』

私は朝食の席でハリーとロンにそう行った。

ロン｢いまじゃ行けそうに無いしな。｣

そう今は簡単にマートルの所に行けやしない。
ハーマイオニーの所にも行かせて貰えないくらいだもの。
ましてや最初の犠牲者が出た場所のすぐ横にあるトイレになんて。

この会話は今日、最初の授業、変身術が始まる前まで続いた。

もう授業などほとんど頭に入ってこない。

マク｢それから、1週間後の6月1日から期末試験が始まります。しっかり勉強をするように｣

。。。へ？

シェ｢試験？こんな時にまだ試験があるんですか？｣

油断してた...秘密の部屋のことで頭がいっぱいで全く勉強してない...

マク｢こんな時でさえ学校を閉鎖しないのは、皆さんが教育を受けるためです。ですから試験はいつものように行います。ダンブルドア校長のお言いつけです。学校はできるだけ普通通りにやっていきます。｣

ダンブルドア校長～!!帰ってきて今すぐ試験なしにしてぇ～！

＿＿＿＿
そんなことは起こらず、最初のテスト3日前になった。朝食の席でマクゴナガル先生が、また報告することがあると言った。

マク｢良いお知らせです。｣

ダンブルドア校長が帰ってくるのかな？

マク｢スプラウト先生のお話では、とうとうマンドレイクが収穫できるとの事です。今夜、石にされた人達を蘇生させることができるでしょう。｣

『ハーマイオニーに会えるんだ！』

ロン｢あぁ！｣

久しぶりにロンの嬉しそうな顔を見た気がする。

ロン｢それじゃ、マートルに聞きそびれた事もどうでも良くなった！目を覚ましたらハーマイオニーに直接聞ける！けどあいつ3日後試験が始まるって聞いたらきっと慌てふためくぜ？勉強してないんだから、試験終わるまで、そのままそっとしておくのが親切じゃないかな｣

『wwwでも私は会いに行きたいわ！』

するとジニーが緊張した様子でロンの隣へ座った。

ロン｢どうした？｣

私は、オートミールのお代わりをよそりながらジニーの様子を見た。

ジニー｢あたし、言わなければならない事があるの。｣