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ぐち視点
……いや、何が起きたかだなんて軽く聞くな。
まぁ…マジでやばい……
ここまでいくとは思ってなかった。
ただ起きた時にはこいつがいて、俺に抱きついていた…
ただそれが愛おしくてただ眺めていることしか出来なかったし、状況を理解するよりも先に君を眺めていた
ずっと前から好きだった、俺の幼馴染
いつから好きだなんて覚えてない、知らないうちに好きになっていた。
ただの性別を受け止めるだけの人生だった俺が、ここまでの中になったのも俺がΩだったからだろう。
第2の性別で左右される社会…
好きだけど…そうじゃない感…
でも今はその番とやらに頼ってそばにいたい
ただ、君に愛されていたい……
そう考えていたその時…隣の影が少し動いているように見えた…
原「…ん………？…ｯて、えーーーー！？」
はぁ、、、、びっくりしたあぁ……！？！？
見つめていた時に急に起きてきたら原人に起きている事がバレていただろう…良かった…そっとやめる途中に起きてくれて……ほんとにありがとう
原「やべ……」
今の状況をすぐ理解したみたい…
はぁ、今の顔みたかったな、どんなに焦ってるんだろ
起きちゃダメだよな……ん？
寝たフリっていつ頃にやめればいいんだ……？
え、これどうしよ…俺ん家だしな…なんとなく気まずくなって出てくか……
まぁこれからの関係性がやばくなるかもしれないけど…
まぁ運命の番になった俺らを止めれるわけないし…
また今度じっくり話をしよう……
原「はぁ…なんで焼きパンなんだよ……」
そっか、そうだよな。原人は今でも俺と番だなんて思ってないだろうな……
ん？？？言い方的に……もしかして？？
いや単純に焼きパンが嫌なのか。てか2択か焼きパンか俺どちらかに思い入れがあるんじゃないか言い方的に。
…まぁ…あんまり考えすぎても……良くないか。
どうせ俺らは運命なんだし……うん
……もし俺の事好きじゃなかったらどうしよ。
でも襲われたんだぞ？？いや、フェロモン的なものに反応してただけかも……
そんな考え事をしていると、ずっと俺を見つめていた原人が少し動きだした。するとスっと手を出し俺の手と重ね合わせ、ギュッと強く握ってきた
驚きを隠せず、少し顔を上げてしまった。
目を開けていないが、強く目を閉じてしまって寝たフリをしている事がバレてしまいそうになる
いや、さっきブツブツ言ってたし、なんなら俺の名前呼んでたし、多分と言うか普通にバレてる
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
じゃんけん！おかしいのもあるよ、汲み取ってくれ！
グー！貴方は負けました…少し悲しいですね…
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作者名：黄梅 | 作成日時：2021年5月3日 13時
