Winter Lover

15 ページ15

タクシーで15分。








フジテレビって広すぎるからすぐ迷子になる








何気ここに来たのは1年ぶりくらい








「あ！裕太〜」








裕太に手をヒラヒラ振っていると








「ばかかっ！うるさい」








って言いながらも楽屋まで案内されて、ちょうどお昼時だったから昼食を用意してくれてた








「今日なんの仕事なの？」








「キスブサだよ」








また心臓がドキってした








「メンバーは隣の部屋にいる」








藤ヶ谷さんもいる…そう考えると裕太の顔見れなくなって









「ごめん、もう帰るね！」







そそくさと部屋を出た私を"おい"と言いながら追いかけてくる裕太








ﾄﾞﾝｯ







「あ、すみま…っ」







そこに現れたのは1番会いたくなかった"藤ヶ谷さん"

16→←14

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す