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おかえり ページ15

≪風柱 不死川 実弥 視点≫


「不死川さん、朝ですよー」


「あ…」


体を起こすと二組並んだ布団が目にはいる

ほっ、と胸を撫で下ろす


寂しいような安心するような変な気持ち



「朝餉を作ってますので食べてください」


二人で朝餉を食べ
Aを煉獄の屋敷につれていく



「不死川さん、帰りは1人で帰れるので安心してください」


「っく」


偉そうに仁王立ちをする
その姿が変で笑みがこぼれる


「なんで笑うんですか!」


怒ったように顔を赤くして俺に近づく

あ、殴られそう



「A、お前に俺の鴉をつける
道に迷ったらこいつに聞け」



Aを残り、俺も自分の仕事に向かう





*-*-*-*-*-*


屋敷の戸を開けるとすでにAの履物があった

台所に向かうと夕餉の準備をしている



「不死川さん、おかえりなさい」



はあー、なんでこいつこんな可愛いんだ
俺だけか?こんなに可愛く見えるの



「頭をかかえてどうしたんですか!
もしかして風邪ですか!!」


「あー、ちげーよ。なんでもねぇー
着替えてくる」

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作者名:りん | 作成日時:2019年11月19日 22時

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