今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:54,131 hit
小｜中｜大
222 ページ8
出来上がった料理をテーブルに運んで
二人でいただきますをする
Aちゃんは炒めもん食べて自画自賛
すっかりご機嫌が直ってる
手抜きやけど旨い旨い言うて二人して完食して
コーヒー落としながら洗いもん済ませて
今日はAちゃんチョイスのレコードを聴きながら
ソファーにくっついて座ってコーヒーを飲む
穏やかで幸せな時間
A面が終わったとこで明日も仕事やし今日は終わり
コーヒーカップやサーバー洗ろて
歯磨き済ませたら寝室へ行く
俺は着てたスエットそのまんまやけど
Aちゃんは元々の自分の部屋に寄ってパジャマに着替える
そういう二人になったんやし別に隠れて着替えんでもええやん
とも思うけどそんなん言うたらまた冷たぁい視線送られるだけやろから
先に黙って寝室へ行く
床に落ちてた掛け布団と毛布見て
すっかり忘れとった朝の出来事を思い出して
新しいシーツ出してAちゃんが来るまでにと慌ててセットする
掛け布団も戻したら何事も無かったように
持って上がってきたペットボトルの水を飲んで
布団に入ってスマホチェックする
そうこうしとったらAちゃんが入って来て寝る前のルーティンを始めた
俺は返さんなんLINEもあらへんからアラーム設定だけしたら充電のコードをさす
片肘ついて寝転がったまんまAちゃんの姿を追う
なんでもない毎日の事
その後ろ姿が滲んできて慌てて枕に顔を埋める
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 289人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：UTA
| 作成日時：2019年4月13日 9時
