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二人して冷めてしもたお茶を電子レンジで温めてから飲む
その後和室に行って布団に入る
おかんが二組ひいてくれとったけど
どちらも何も言わんと一つの布団に入って俺の腕ん中にAちゃんをおさめる
Aちゃんも俺の胸に顔うめて
｢すばるくん...｣
｢私の代わりに怒ってくれてありがとお｣
そう言うた
俺はそれに応えることなく
Aちゃんのおでこにちゅっとキスを落としたあと
お互いに目を閉じて
いつもと同じように耳元で歌を歌う
次の日の朝は
決して目覚めはええ事あらへんかった
Aちゃんも既に起きてて俺の腕の中にはおらへなんだし
けど
和室から這うようにリビングに出たら
おとんとおかんとAちゃんが三人一緒に
たいしておもろなさそうな正月の特番を
おんなしタイミングで笑いながら見とる
その瞬間
俺の中からもやもやが消えた
年が明けての二日の日はおとんの実家行くんが子供ん頃からの恒例やった
俺らが大きなって
それぞれが勝手に予定入れて一緒に行かへんよなっても
おとんとおかんは顔出してて
今年は俺の車で一緒に行って
明日電車で帰って来るんやと
そんな段取り聞いた時から
そりゃそんな事やろとは思てたで
思とったけどやなぁ
当たり前にAちゃんはおかんと後ろの席にさっさと座って
助手席にはおとんが乗り込んできた
おかんがAちゃんかわいがってくれてんねんから
ええねん
ええねんけどやなぁ
後部座席の二人の楽しそうなんと
前二人のどっちも話さへん感じ
その温度差
ええねん
ええねんけどやなぁ
まぁなんや
ちょっとおもんないわなぁ
じぃちゃんち着いてみんなで家入ってったら
おかんから俺とAちゃんが一緒なん聞いとって
おじぃちゃんとばぁちゃんがニコニコ笑顔で迎えてくれた
｢すばるの嫁さんのAちゃん｣
そう言うて俺を差し置いておとんがAちゃんを得意んなって紹介しとる
Aちゃんが慌てて
｢ふつつか者ですがよろしくお願いします｣
言うてまた綺麗なお辞儀をし
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UTA(プロフ) - めちゃさん» ありがとうございます。コメントすごく嬉しいです。甘いすばるくんに恋してくださいませ。私生活がバタバタした上に体調的にもキツくて更新が滞っていました。脳内ではこの話以外にも妄想炸裂なのでこれからも書いて行きたいと思います。お付き合いくださいね (2019年7月30日 13時) (
レス) id: 916009774d (このIDを非表示/違反報告)
めちゃ(プロフ) - 毎日更新されていた時は毎朝起きてベッドの中で見るのが楽しみでした いつの日からか更新が途絶えて寂しかったですが待っていてよかったです。少し大人しすぎるすばるがむず痒くではありますがとっても穏やかな時間の中のお話でとても好きです。 (2019年7月30日 12時) (レス) id: 4322b64262 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：UTA
| 作成日時：2019年7月18日 19時
