偶然出会ってデビューしたんだけど4

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『"龍ちゃんへ良かったら使って"……んぇ？』



ｰ誰？
ｰお？



『え！？やばぁ！エンチャ済みの装備一色入ってるんですが？誰ェ？…ヘイ！リスナー！これ誰？』



ｰいだはる
ｰ甲斐田晴
ｰ昨日甲斐田が用意してたよ！
ｰお菓子のお礼にって甲斐田が



『晴ぅ…確かにお菓子あげたけどさ、割合おかしいってぇ』



ｰあ、
ｰあ、
ｰえ、
ｰあ、
ｰお、



『ん？…おかし、割合おかしい…はァ！？』



ｰだからさw
ｰ草
ｰもう葛葉なんよそれはw



『あい、もうね、嫌、ほんと』



ｰいやw
ｰくっそw
ｰもうw



『うるせえ！土地見に行くぞ！！』



ｰ草
ｰ草
ｰ草
ｰ草



『ここ使っていいよって、近隣住民の方がね、教えてくれたんだよねぇ。その人今、なんかでっかい建築してる』



ｰイブか
ｰラヒムぅ
ｰアブラさんね



『ご飯作りながら、配信とかアーカイブ流してるんだけど、すごすぎない？あれ。あの規模を1人で造ったイブくんも、素材集めたちーちゃんも、ほんとすごい。マジですごい』



ｰあれはすごい
ｰ料理中に見てんのかw
ｰBGMもいいから作業中に見れるよね
ｰ伝説だからなぁ



『んふふ。私もね、その伝説の男に土地紹介して貰ったわけだからね、いい物造りたいなってね。晴がエリトラもシェルカーもくれたから、頑張るよ！』



ｰ頑張れ！
ｰ伝説の女になろ！

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