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31話 ページ37

第七師団の母船では、敵艦の様子を伺っていた





「副団長!鬼兵隊の背後に春雨の艦隊が!あれは匂狼団長の第八師団、提督の施設艦隊だと思われます!」



第八師団から第七師団へ光線銃が放たれる




ドォン!




「どうやら俺達ゃ、ハメられたららしいね…」



「そんな…神威は……?」



第八師団からの光線銃は止まる事は無いかのように撃ち続けられる









ーーーーーーーーーーーーーーー









鬼兵隊では、春雨の撃ち合いを見て困惑していた





「む、何が起きている?」



「春雨同士で撃ち合っている…?」



何事にも動じない、鬼兵隊の中でも一番の策略家として名を馳せている武市変平太が二人に



「何も心配入りませんよ皆さん、すべては手筈通りです」



「武市先輩…」



「あれは春雨第七師団、戦闘部族夜兎の制を要する春雨最強の部隊です。彼等の長、春雨きっての武道派師団団長神威殿の移行は、今や提督のそれを凌いでいます。今十二師団長の間に提督を配し、神威殿を担ごうとする動きがあるのです」



「それがやられているという事は、あのうつけ提督、己の地位を脅かす第七師団を亡き者にしようとしていると」



「その通りです。我々は白衛隊最強を誇る第七師団を船に押し込めると共に孤立させるための餌なのです」



「また春雨の連中に、良い様に使われるんスか」



「あの無能な提督の様な男こそ、こちらにとっては操りやすいのです」



「しかしまさか保身の為に己が牙をおるとは、膨れ上がった組織は愚劣さを増していくものでごさるか」

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作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時

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