紫って身の回りにあまりなくないですか？２

喜びですか？ ページ21

すごく緊張した。

というかしてる。



ゴウセルは‥‥なんて答えるかな。

私はゴウセルをじっと見つめた。





ゴ｢Aがいいなら‥‥かまわない。｣


ゴウセルの言葉に、私はコクコクと頷く。





ゴウセルは私を引き寄せて優しくキスをした。

いつもとは違う、触れるだけの甘いキス。

大切にされてるってことが痛いくらいに伝わってきて、恥ずかしくなってくる。



ゴウセルは私を抱えて、ベッドにおろした。


私の上に来て、ゴウセルは私の服の中に手を入れる。





『ゴウセル‥‥その‥‥あの‥‥』


｢？｣



『私、すごく‥‥く、くすぐったいのが苦手で‥‥お腹とか、触られただけで‥‥頭が‥‥回らなくなって‥‥』



私が言うと、ゴウセルは手を進めて横腹を触ってきた。


『んっ‥‥』

なんで言ったのに聞いてくれないの！？

そういいたかったけど、愛おしそうな目を向けて微笑むゴウセルを見て、やめた。



『ゴウセル‥‥よく笑うようになったね』


私はゴウセルの頬に手を添えて言った。


ゴ｢Aがいるからな。｣







さすがゴウセル。

私の苦手なとこばかり攻めてくる。



耳とか＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









『痛いの‥‥？』


私はゴウセルの首に手を回して言った。



ゴ｢知らない。｣


ですよねー←









『ゴウセル、お願い聞いてくれてありがとう。』


私もゴウセルも服を着て、隣に座った。




『本当、大好きだよ。』


ゴウセルに抱きつくと、抱き返してくれた。







ゴ｢俺はずっとAの傍にいる。｣









あぁ＿＿＿＿









私は知ってしまったんだ。









お互いの隣にいれる、喜びを。








『あっ‥‥‥‥』





今まで感じた事のない、激しい頭痛。



ゴ｢A？｣


ゴウセルは私の体を支えた。



『ゴ‥‥っセル‥‥‥‥嫌だ‥‥離れたくない』



ゴ｢大丈夫だ。ずっと隣にいる。｣





『‥‥なにか‥‥印、ちょうだい‥‥』



痛みに負けそうになる。

負けて気を失えば、きっと起きた頃には感情がなくなってる。





堪えていると、首筋に痛みを感じた。

愛しい痛み‥‥




ゴ｢大丈夫だ。もう我慢しなくていい。｣


ゴウセルは私の頭を撫でてくれた。


瞳を閉じた瞬間、意識を失った。









ゴウセル＿＿＿＿見つけてくれてありがとう。



愛してくれて




そばにいてくれて




理解してくれて＿＿＿＿＿＿＿＿








ゴウセル＿＿＿＿＿＿＿＿愛してます

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