“stxxx”ドSな6人と学園セイ活 4

♯123 屋台巡り ページ5

あの後遅くなったけどみんなで回ろうと言われて仕方なくあとを着いて行く


ふと前を見ると5人が笑いながら歩いている


『…あれ、ジェルは…』


ジ)ん、呼んだ???


横から声がする


驚いて横を向くと5人の方を見つめるジェルがいた


『…なんでここにいんの』


ジ)ん？だってすいちゃん1人じゃ



迷子なるやろ?w


『なっ!!!

なるわけねぇよばーか!!!』


ジ)そうかな〜?w



後ろに手を組み私に合わせて歩いてくれるジェル


なんだかんだ言って優しくて



……遠慮しがちなのかもしれない



_ﾄﾞﾝｯ_



私はジェルの背中をめいっぱい押した



ジ)うわっ!!!

いやなんなん?!どしたん?!



倒れそうになる所をなんとか踏みとどまり驚いた顔で私を見るジェル



『私に合わせなくていいから

自分のしたいことしな!!!』


大きな声で叫んだ


間抜け面なジェル
私の声に驚いたのか、それとも私の叫んだ内容に驚いたのか



何秒かすると嬉しそうに笑い



ジ)迷子になったあかんねんでええ!!!ちゃんと着いてきてやあああ!!!


って叫んで5人の方へかけていった



『誰が迷子になるかばーかばーか』



大仕事終えた気分


やっぱ私優しいよな本当←

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
さとみside

さっきまですいが心配だとか言って俺たちから離れていたジェルが満面の笑みでかけてきた


り)ジェルくんどうしたの

すごい顔してるけど…ww


ジ)いやぁすいちゃんとちょっとね


こ)は?!なにぃやらしーこと???ww


ジ)さぁ〜?wどうでしょう


る)許しません……


な)もうこんなとこでも喧嘩してww



あいつ…迷子になんねぇのかな


少し不安になって後ろを振り向くと


周りをキョロキョロと見渡し

やべぇ…みたいな顔をしているすいを見つけた



安定の迷子になってるところがなんだか面白くてしばらくその様子を眺めていた


が、すいが誰かに手を引かれるのを見て


さ)俺ちょっとあっちの屋台見てくる!!!


とだけ言い残して走り出した


こ)え、ちょさとみくーん?!!!

射的する約束でしょ!!!


後ろから聞こえるころんの声も今は無視して一心不乱に走った

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
すいside


フラグをたててしまいました


はい…迷子です



ちょっといちご飴に目を惹かれただけだったのに


『意味わかんない……』


ぶつくさ文句を言っていると誰かにいきなり手を引かれた

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