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#9話 ページ10

Aside

コ「うん。Aも京治も仲良くしてくれてありがとう!」

『新しい所でも頑張ってね!』

コ「うん!私頑張るよ...!」

赤「.....っ」

(数日しか一緒にいなかったけど、やっぱり寂しいなぁ...)

マ「そろそろ行くわよ。コニー」

コ「はーい。」

エ「元気でね!」





赤葦side

数時間前...
Aやエマ達が遊びに行った時、
俺は少し気になることがあり、ある1人の子に話しかけに行った。

赤「ねぇ、レイ。」

レ「なんだ?」

赤「ここって孤児院なんだよね?」


レイは表情を変えずに聞き返してきた。


レ「...どういう意味だ」

赤「気になる所が色々あってね」

レ「...結局のところ、何が言いたい?」


赤「ここ、孤児院じゃないんでしょ。」

レ「...ははっ...そんなわけないだろ。

ここはれっきとした孤児院だ。

一応聞いとくが、なんでそう思ったんだ?」


赤「まず、あの「ママ」だよ。

この事についてはただの仮定だけどね。」

俺は確かにあの人に会った瞬間、違和感がし
た。


赤「次に、その白ずくめの服。

制服の様に揃えるのは分かる。でも真っ白である必要は?」


赤「最後は...


その首筋の数字。」

俺はそう言ってレイの首元を指差した。

赤「ただの孤児院にそんな数字は必要ない。

もう一度聞くよ。レイ。

ここは孤児院じゃないんでしょ。」


レ「はぁ.......」

レイは大きくため息をついた。

それがどういう意味を表しているのか。



レ「まさか、ここまで鋭いとはな。」


赤「! ...という事はやっぱり...」

レ「そうだ。ここは孤児院じゃなく、
俺らは孤児なんかじゃない。」



レ「俺らは





"食用児"だ。」

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慈輝(いつき) - ハイキュー×約束のネバーランド 通称 ネバキュー(←勝手に命名 ) 更新頑張ってください!楽しみにしています (2019年9月27日 22時) (レス) id: d3f5adce82 (このIDを非表示/違反報告)
美園 - いちごミルクさんの新しい作品!約束のネバーランド×ハイキュー!がんばってください! (2019年8月19日 14時) (レス) id: b24611d9b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごミルク | 作成日時:2019年8月17日 12時

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