木兎さんの妹は音駒高校バレー部マネ

いちわ。 ページ2

Aside

私、木兎Aは！


兄ちゃんの反対を押し切り！


音駒高校に入学しました！



今は放課後で、クロ達のいる体育館に入部希望しに行こうとしてるところでっす！



胸を躍らせて体育館への道をスキップで進んでいると、



？｢あれ？Aだよな？｣



後ろから聞き覚えのある声がした。




『やっくん！？』



と言い、振り返ると、

そこには私の尊敬しまくっているやっくんがいた。



夜｢おー！やっぱりAだ！



お前音駒入ったのか！｣


やっくんは私の頭をわしゃわしゃと撫でた。



『うん！！今から体育館行くとこだった！』


夜｢じゃあ一緒に行こうぜ！｣


『いぇーい！』



他愛のない話をしていると、すぐに体育館に着き、扉を開いた。


虎｢！？...女子...！？｣

モヒカン頭の怖そうな人がこちらを見て口を開けている。





黒｢おぉ！Aじゃねぇか！｣


『！クロ！！』

夜｢さっきそこでたまたま会ったんだよな。｣



虎｢えっ...え？黒尾さんと夜久さんの知り合いですか？｣


モヒカンさんは更に困惑している。


黒｢あー、もうほぼ全員集まってるし、集合するか。



おぉい集合！｣


クロがそう言うと、一斉に部員が集まってきた。




黒｢入部希望者だ。
ほい、A。自己紹介。｣



『木兎Aです！

中学は選手としてバレーやってました！

マネージャー経験もあるので、
精一杯サポートしたいと思います！

よろしくお願いします！』




黒｢じゃー1年から自己紹介してけよー｣


と、クロが言うと


順番に名前とポジションを言ってくれた。


黒｢えーっと、俺らがなんで知り合いなのか簡単に言うと、



こいつは梟谷の木兎の妹だからだ｣


その瞬間、3年＋研磨以外の部員が叫んだ。


｢｢｢えぇーー！！！｣｣｣





虎｢あの...木兎さんの？｣


ちょっと、山本先輩、
今絶対兄ちゃんの女子バージョン思い浮かべたでしょ。


夜｢おう！

俺らが1年の時マネージャーしてもらった事もあるから、Aは信用できるぞ！｣


去年は受験勉強で忙しくて参加できなかったんだよね...


黒｢信頼出来るマネージャーが来たおかげで

これからの練習、やりやすくなるな！｣



そう言った途端、体育館の扉が勢いよく開いた


ｶﾞﾗｯ

？｢すいませぇん！

にゅうぶきぼうなんですけどぉ...｣




明らかなぶりっ子口調。


そしてネイルもしている。



これは.....大変になりそうかな...

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