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「おはようございます！」
薮「おお。今日は遅刻しなかったな。」
「はい！」
薮「じゃ、これ、今日中に頼むわ。」
渡されたのは昨日の二分の一の量。これなら定時通りに帰れるな。そう考えながら、自分のデスクに着くとメールが来ていた。
「裕翔からじゃん。えーっと、待ち合わせ時刻が三十分早くなったのでそのままお店に向かってください。駅の迎えにあるガストで。駅前にガストなんてあったんだー。」
山「メールの内容を口に出して読むなよ。それに、」
「それに？」
山「駅前にガストはあるよ。」
「山ちゃんもガスト行くんだ。」
山「俺のことなんだと思ってる？」
「完璧な絶世モテ男子。」
山「……は？」
ああ、この人自覚ないんだ。そう思いながら裕翔にメールの返信をした。
山「いや、完璧な絶世モテ男子とかどういうこと？」
「どうって……観たまんまだよ。」
山「俺が美男子だったら他の人全員超絶モテ男子だよ。」
いや、美男子ですよ。と言おうとした瞬間に薮さんのいたーい目線が向けられたから話は自然と消滅した。
違うな。消滅させられた。になる。
考え事モードオンになった。
営業。っていっても開発部とか、企画部が考えた内容を各メーカーにプレゼンして契約してもらう。
これが主な仕事だ。あとはお得意様の接待したりとか。
やっぱり企画部に入りたかったな。っていうのが素直な気持ち。
薮「あーのーなー。」
「えっ、はい！」
薮「企画部に入りたかったのはわかったから。煩悩振るい落として仕事しろ。」
「声出てました？」
薮「聞こえまくりだ。俺だって、企画部に入りたかったけど、それなりに面白いから。……。ってか、お前。入社して半年以上経ったよな？」
「八ヶ月くらいですかね。」
薮「今更、部署変更なんて特別なことがない限りおこんねーから安心しろ。」
一生営業部になったらやだなぁ。
山「営業部がいなかったら、開発部とか企画部がせっかく考えたものもただの水の泡になるんだ、一番重要な役割だから。元気出せ。飴、あげるから。」
「え、ありがとう。」
もらったフルーツキャンディーを口に放り込んで煩悩を振るい落とし、仕事を再開。
プレゼンの資料を作って、気づけば昼休み。
いつもの席に行くといつも通りのA定食を食べている裕翔を発見した。
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伊野尾マノン(プロフ) - 優子さん» 毎回コメントありがとうございます！励みになりました！ありがとうございます！ (2017年3月23日 7時) (
レス) id: 2ecea1bdb8 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。完結おめでとうございます。 (2017年3月23日 7時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾マノン(プロフ) - KIKIさん» だよねぇ。逃げまくる。w (2017年3月12日 19時) (レス) id: 2ecea1bdb8 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI - 伊野尾マノンさん» 渚君が男の娘って言われるのわかる気がする(笑)でも業君も格好いいんだよね。アニメとジャニーズは現実逃避の方法だよねwww (2017年3月12日 19時) (レス) id: 9086491411 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾マノン(プロフ) - KIKIさん» www.いいなぁ。普通に渚かわいいよね。 (2017年2月26日 20時) (レス) id: 2ecea1bdb8 (このIDを非表示/違反報告)
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