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薮「ほら、さっさと仕事しろ。」


「あっ、はい。。」
ドサッという効果音がぴったりなほどの資料を机の上に置いて来た薮さん。新人いびりですか。って言いたいけど言わせないのがこの人の凄さなんだろうな。



薮「今日、これ全部頼むな。」


「こんなにですか。」




薮「こんなにだよ。まぁ、これでも俺の三分の一だから。」


言い返せないじゃないか。確かにそうなんだけどさ。


知「黙ってる暇があったら早く手を動かしたらどうかと思うよ。」


「あっ。うん。」


ちぃちゃんの言葉で思い出して、パソコンを叩き出す。


叩いていても俺の頭の中は考え事ばかりだ。


薮さんってなんであんなに威圧感あるんだろう。とか、とか、とか。




裕「ってかさ、なんでそんなこと考えながら仕事してるわけ?」


「まぁ、それもそうだけど。」


社員食堂の窓際で大学から友達の裕翔と昼食。


裕「なんでそんなこと気になるの。」


「そりゃあ、気になるじゃん。」


裕「そうかも知んないけどさー。俺だったら言い返せるよ?」


「えー。強がってるだけでしょ。」


裕「そんなことないよ。圭人がビビリなだけ。」


「うちの部署にくれば絶対わかるよ。」


裕「俺は企画部ですー。」


「俺だって企画部に入りたかったし、」


裕「けど、圭人ってよく楽しそうに薮さんのこと喋ってるけど?」


「へ?」


裕「言葉と表情が一致しなさすぎ。」


「俺は普通に嫌がってるよ?」


裕「愚痴るにしてもさー。俺たちの会話の三分の一薮さんの話だよ?」


「自覚ないけど。」


裕「ってことはさ、きっと圭人はドMってことだよな。」


「ぶっ!!!」


裕「ちょ、汚いじゃん。」


俺が噴き出したお茶が散乱している机を視界に入れながら考えた。


俺が、、、ドM?いやいやいや、


ありえないでしょ。

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伊野尾マノン(プロフ) - 優子さん» 毎回コメントありがとうございます!励みになりました!ありがとうございます! (2017年3月23日 7時) (レス) id: 2ecea1bdb8 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。完結おめでとうございます。 (2017年3月23日 7時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾マノン(プロフ) - KIKIさん» だよねぇ。逃げまくる。w (2017年3月12日 19時) (レス) id: 2ecea1bdb8 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI - 伊野尾マノンさん» 渚君が男の娘って言われるのわかる気がする(笑)でも業君も格好いいんだよね。アニメとジャニーズは現実逃避の方法だよねwww (2017年3月12日 19時) (レス) id: 9086491411 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾マノン(プロフ) - KIKIさん» www.いいなぁ。普通に渚かわいいよね。 (2017年2月26日 20時) (レス) id: 2ecea1bdb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊野尾マノン | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2017年2月3日 17時

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