今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:33,176 hit
小｜中｜大
12 ページ13
Aside
目が覚めると、瀬名の顔がどアップで視界に入った
「っっっA!!!!大丈夫!?本当にごめんっっ、今かおくんと守沢は蓮巴に説教くらってるんだけど、ああもう本当に目が覚めてよかったああああAっっっ」
そういって私の体にしがみついてくる彼
『はぁ!?意味分かんないし、離してよ!!!なんで瀬名がいるわけ!?お前も一緒に怒られてこいよっっっ、離れろって、変っ態!!!』
事情を聴くと、どうやらAが元気に戻ってくるようにドッヂボールをして待つという守沢の考えだったらしい
、、、いやだから瀬名も怒られてこいよ
あのあと二人もかなり謝ってきた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「放課後、王さまと約束してるんじゃないの」
私が木陰でうずくまっていると、隣に瀬名が座ってペットボトルを渡してくれた
「あっついよね〜、お願いだから熱中症にならないでよ?Knightsのプロデュース、あんたにしかできないんだから」
ありがとう、と受け取ってほっぺたにくっつける
昼休みの出来事があったからなのか彼がいつもよりずっと優しい言葉で、声色で話しかけてくるから意味もなく泣きそうになる
同情や慰めからきてるのかな、と自嘲しておく
ヒンヤリとしたペットボトルの表面は自分の顔の熱ですぐにぬるくなってしまった
『、、、、、瀬名、あのさ』
「ん?」
『やっぱり、まだ怖い』
「、、、、、、、、、王さまは、Aのことが、、、、好きなんだと思うよ」
『、、、そうだといいね、そんなわけないけど、そんな夢みてみたいかも』
『一回くらいは』、と付け足したあと瀬名の顔を見ると
今まで見たことないくらい冷たい表情をしていて
『瀬、、、、名、、、?』
二人しかいないこの空間、怪しげに揺れる葉が危険信号を表していた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よしの - ま〜くん&れおぴ激推しですっ！！！さん» あっ､､､コメントが尊い､､､(天を仰ぐ)更新はめっちゃ遅いですけど頑張って書くのでこれからも是非よろしくお願いします！！ (2019年1月23日 0時) (
レス) id: a77defff4e (このIDを非表示/違反報告)
ま〜くん&れおぴ激推しですっ！！！ - あぁぁぁぁ(((おっと、すいません！続きが楽しみです！！更新楽しみにして待ちますっ！ (2019年1月10日 19時) (レス) id: 8094399c33 (このIDを非表示/違反報告)
よしの - どちゃくそ嬉しいですーーーーいえいっ、受験生で更新頻度落ちますけど更新頑張りますーー (2018年5月27日 1時) (レス) id: 7fd7744fee (このIDを非表示/違反報告)
河田結奈(プロフ) - ごっさキュンキュンします面白いです！更新待ってるので頑張ってください！ (2018年5月27日 0時) (レス) id: 7637638998 (このIDを非表示/違反報告)
よしの - わーーい、ありがとうございます!がんばりますーー!!! (2018年5月26日 23時) (レス) id: 7fd7744fee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よしの | 作成日時：2018年4月20日 21時
