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太陽の光で自然に目が覚めた。
腰に少し鈍い痛みがあるけど嫌な痛みじゃない。


翔太くんは私に腕枕をしたまま、すやすやとまだ寝てる。
すごい可愛い顔して寝てる。笑


頬っぺをつんつんしてみると顔を顰めてもぞもぞ動いたから悪戯するのをすぐ辞めた。
このまま翔太くんの寝顔眺めてたいけどもう10時だから洗濯もしたいし起きようかな。



翔太くんを起こさないようにそーっとベッドからおりようとしたら腕を弱い力で掴まれた。


渡「ん"〜、、Aどこいくの、、?」


『起こしちゃった?ごめんね、まだ寝てていいよ。』


渡「Aもねよ。」


『んー、洗濯したいから翔太くん寝てて?』


渡「ん"、やだ。」


『やだって。笑
じゃあ洗濯機だけ回したら戻ってくるから待ってて?』


渡「はやくね。」


やっと腕を離してくれて洗濯を回しにいく。
翔太くんの寝起きが可愛すぎて、、
離れるのを嫌がってる翔太くんは子供みたいで愛おしくなった。


急いで洗濯機を回してトイレだけ済ませて寝室に戻った。
ベッドを覗くと翔太くんは寝てるみたいだったからこのまま寝かせておこうと思って寝室を出ようと思ったら目つぶってただけで起きてたみたい。


渡「A」


『あ、起きてた?』


渡「もどってくるのまってた。」


『そっか、寝ていいよ。』


ベッドに座って翔太くんの頭を優しく撫でる。


渡「Aもねて。」


『私も寝るの?』


渡「うん、きて。」


言われたまま翔太くんの隣によこになるとまた腕枕をしてくれようとしたから


『腕枕いいよ、腕疲れるでしょ?』


渡「いい、くっつく。」


『なら私がしよっか?』


渡「、、、んぇ?」


『私が腕枕してあげる。翔太くん頭少しあげて?』


寝ぼけてよく分かってない感じだけど頭をあげてくれたから隙間に腕を通す。


渡「したことあるの?」


『ん?』


渡「ほかのおとこに。」


『あ、腕枕?』


渡「うん」


『ないよ。今初めて腕枕した。笑』


渡「ん」


私に抱きついて首筋におでこすりすりしてきた。
、、、可愛い。
もしかしてヤキモチ妬いてくれたのかな?
そうだとしたら嬉しいな、、



そのまま腕枕してる方の手で頭を撫でてるといつの間にか翔太くんのスヤスヤした寝息が聞こえてきた。
あ、寝ちゃった、、、
なんかすごく母性本能が刺激されてる気がする。笑



翔太くんの寝息を聞いてたら私もいつの間にか寝ちゃったみたい。

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作者名:つな | 作成日時:2021年8月9日 0時

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