運命って信じる？６ (ページ19)

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とりあえず肩までのマッサージをやり終わったけど翔太くんの頭は落ちたままで起きる気配がない。
このまま寝かせてあげたい気持ちはあるんだけど首痛くしちゃうし、ここソファだから心を鬼にして起こそう！

『翔太くん、、翔太くん起きて。』

渡｢ん"～～｣

『翔太くん起きた？』

渡｢わるい寝ちゃってた？｣

『うん、ぐっすり。笑』

渡｢あ"～頭と肩すげえ軽くなってる。｣

『ほんと？よかった！』

渡｢さすが評判良いだけはあるわ。｣

『ありがと！背中と足もやろうと思ったけどもう寝る？』

渡｢今何時？｣

『んーと、後ちょっとで22時だよ。』

渡｢ならまだ起きとく。｣

『そう？ならベッド行って背中と足もやる？
そのまま寝ちゃってもいいし。』

渡｢それよりさやりたい事あんだけど。｣

『ん？なにしたいの？』

渡｢その前に寝る前にしとく事なんかある？｣

『えー、、歯磨きぐらいかな？』

渡｢なら歯磨きいこ！｣

『ん？うん。』

翔太くんに言われるまま洗面所に行って2人並んで歯磨き。
やりたい事ってなんだろ？？

渡｢A先に寝室行ってて。｣

『あ、うん。』

寝室に行ってとりあえず加湿器つけて翔太くんを待ってると水のペットボトルを持って入ってきた。

渡｢おまたせ。｣

『ううん、寝る？』

渡｢いーや、まだ寝ない。｣

『？？？』

渡｢Aこっち来て。｣

ベッドの上にあぐらで座った翔太くんが膝を叩いて私を呼んだ。

渡｢上乗って。｣

『いやいや、重いからやだ。』

渡｢軽いから大丈夫だって。それに今日なんでもしてくれるんでしょ？｣

さっきのなんか企んでる顔してたのこういう事か、、
｢ほら｣ってまた呼ばれて渋々座ろうとしたら向きが違ったみたいで｢こっち向いて座って｣って言われ翔太くんの肩に手を置いて跨って座った。

渡｢俺のやりたい事わかった？笑｣

『え、あ、、、//』

渡｢ふはっ！イチャイチャしよっか。｣

『ぁ、、ぅん。』

渡｢声ちっちゃ。笑
Aキスして。｣

至近距離で見つめられてる。
これキスするより恥ずかしいよ、、
視線に耐えられなくて手で翔太くんの目元を隠した。

渡｢は？ちょっとA？｣

翔太くんの手は私の腰に回ってて私に目を隠されたまま戸惑ってる翔太くん。
さっきまで恥ずかしかったけどこれなら大丈夫だ。

そのまま翔太くんにキスをしたらそれが甘くて蕩ける時間のスイッチとなった。