運命って信じる？６ (ページ27)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:95,065 hit

、ページ27

念の為に地下駐車場の方にタクシーを止めてもらってそこから部屋に上がる。
お会計は私が出す間もなく翔太くんがサラッとしてくれた。

タクシーを降りたら珍しく腰を抱かれて歩き出した。
手を繋いだことはあるけどこれは初めてだ、、
うちのマンションは外からは見えないし住人と会いさえしなければくっついて歩いてても問題ないから大丈夫かな？

隣の翔太くんの顔を見てみると酔いのせいでほんのり顔が赤いけど普通の顔して歩いてる。
特に会話すること無く家に入る。

『翔太くん先にシャワーどうぞ。』

そう言って後ろに振り返ると翔太くんに抱きしめられた。

『っ！！どうしたの？』

渡｢ずっと抱きしめんの我慢してたんだからいいっしょ？｣

あ、そういえば今日会った時言ってたかも。
私もギュッと抱きしめ返す。けどここ玄関なんだよね、、笑

渡｢今日いつも以上に可愛い格好してるしさ、あいつらもAの事ジロジロ見るし、俺のAなのに。｣

『ヤキモチ妬いてくれた？』

渡｢まじガラじゃないけどAの事になると余裕ないの。｣

『今日宮舘さんが言ってたけど今までそういうのなかったんでしょ？』

渡｢ない。｣

『私だけに嫉妬とかしてくれるの嬉しいよ？』

渡｢めんどくさくない？｣

『そんな事ないよ。逆に私がヤキモチ妬いたらめんどくさい？』

渡｢今までは無理だったけどAならめんどくさくない。逆にしてほしいかも。｣

『ほんと？？』

渡｢ヤキモチ妬くぐらい俺の事好きって事でしょ？それ最高すぎんじゃん。｣

『そしたら私大変だ。笑』

渡｢なんで？｣

『だって翔太くんかっこいいし、優しいしすごくモテるでしょ？』

渡｢優しくするのはAにだけだし、モテるって言ったらAもじゃん。｣

『翔太くんに比べたら私なんか全然だよ。』

渡｢いや、そんな事ないね。俺の彼女じゃなかったらあいつらAの事絶対狙うからな！｣

『あいつらってメンバーさん？そんな事ないでしょ。笑』

渡｢あるの！Aは自分の可愛さわかってない！まじ心配なんだけど！｣

『翔太くん落ち着いて、耳が。笑』

翔太くんの声のボリュームがいきなり上がったから抱き合ってるせいで耳にダイレクトに入ってきてびっくりする。笑

『翔太くんここ玄関だしさ、そろそろ入らない？』

渡｢んー、、わかった。｣

渋々という感じで離れてまた腰を抱かれてリビングまで連れてかれた。