9･最終手段 ページ10
翌日の朝。
武闘大会が終了するまで後2時間です。
浅葱｢咲空、絶対成功させるよ！｣
咲空｢はい！」
あんまり気乗りはしないけど
手段を選ばないのが忍び！
勝つにはこれっきゃない！
浅葱｢さぁて…あ、滝夜叉丸発見!!!!咲空、頑張ってね！｣
最初は咲空から仕掛ける。
…けど大丈夫かなぁ？あの二人よく喧嘩するからな…まぁ、ヤバくなったら助けにいくし。
咲空｢スゥ…ハァ…
落ち着け咲空、私はアイドル学年、なんでもこなせる」
それに、これに引っかかれば私の勝ちだし
滝夜叉丸「ん？」
咲空「た、滝夜叉丸〜!!」
営業スマイルで近寄る
滝夜叉丸「………は？」
なんか冷たい目で見られてる
クソッ！勝つためだ！たえろ！
滝夜叉丸「お前、ついに頭狂ったか？」
失礼な！
咲空「そんな事ないって！」
体を押し付ける
滝夜叉丸「……お前て(胸)洗濯板だな」
咲空「……はぇ…？」
なんかショック
否、ね？
別に無くても良いけど…ねぇ？
一応コンプレックスなわけよ
滝夜叉丸「まぁ…ドンマイ」
嫌いな奴に同乗者されてる私って…
咲空「色仕掛けなんか…
大嫌いだぁぁぁぁぁぁ!!!!」
浅葱｢んで、帰ってきたと…｣
泣きながら帰ってきた咲空。今でも泣いてるけど…
咲空｢どれだけの侮辱かお分かりですか!?
浅葱先輩より兄さんの方が可愛い!!!
て言われてるのと同じですよ!?」
浅葱｢でも、文次郎にも可愛いところあるし…
そんなことよりも、羨ましいっっ!!!!胸が板なんて、言われたことないしっ！しかもあっても邪魔なだけじゃん！(本気で｣
一様慰めたつもりだったけど、逆効果だった。
咲空｢そこは羨ましがる所じゃありませんよ！」
なんかバカにされた気分だけど悪気は無さそうなので許す！
浅葱｢ちぇっ、咲空が上手くいくと思ったけど…私の番かぁ〜…よし、私が罠にかかったふりをするから助けに来た滝夜叉丸の隙を見て倒してね！｣
(((シュタッ
作戦開始ーーー！
浅葱｢あぁっっ!!!!滝夜叉丸〜助けて…なんか罠に引っ掛かって…｣
滝夜叉丸｢浅葱先輩!？いいですよこの天才で華麗な滝夜叉(((咲空｢捕まえた！」
カマ音の鎖を巻きつけ、しとめた
滝夜叉丸｢咲空っっ!?!?まさか…｣
浅葱｢ナイス！滝夜叉丸御免けど私、罠に引っ掛かってないんだwwwじゃあ、旗貰える？｣
滝夜叉丸｢なっ!？渡すわけないですよ！｣
浅葱｢しょうがないなぁ…でわ、最終手段。こちょこちょこちょこちょ！｣
滝夜叉丸｢うわぁぁぁっっ！｣
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