【ハリーポッター】もしもarsが魔法使いだったら (ページ41)

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ホグワーツ特急１５ページ41

「…A、だけど」

マルフォイ「…ふぅん」

…え。

聞いといてその態度？

イライラして思わず左手から氷のカケラを出してしまう。

…あ、隠さなきゃ、と思った時。

氷ごとその手をギュッと握られた。

死神「…通路で魔法を使ってはダメです。抑えて」

後ろから死神さんに耳元で囁かれる。

彼の姿はマルフォイには見えていないみたい。

握られた手の中で、シュウゥ…と氷が消えていくのを感じた。

「…ぁ、そういえば、さっきの男の子大丈夫だった？」

気を紛らすために聞く。

マルフォイ「ああ、スネイプ先生が魔法で溶かしてくれたよ」

スネイプ先生？

…誰それ。

と思ったけど、凍らせてしまった男の子が無事だと知れたのでそれで十分だった。

「良かった…」

ほっとする。

マルフォイ「……」

そんな私をマルフォイはじっと見ていたが。

マルフォイ「…じゃあ、また後で会おう」

と、ローブをひるがえして帰って行った。