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第拾玖話 ページ20

怜也「おいっ!」

急いで追いかけようとするも、
ジャーファルに止められる。

ジャ「どこへ行くのですか。」

腕に彼の鏢の紐が巻きつき、
シンドバッドを追えない。

怜也「…邪魔をするな」

ジャ「それが 王のためですから。」


手が動かせないから、鎌を使うこともできない。

そのうちに シンドバッドは
紅玉姫のすぐ近くまで 行ってしまった。


シンドバッドの話術では、
紅玉姫は 引かざるをえなくなるだろう。

おまけに、あいつは女性であれば
誰であろうと 口説こうとする。

それは 煌帝国や 紅玉姫にとって
いいことではない。

紅玉姫は この国に嫁ぎに来ているのに、
もし 彼に惹かれてしまったら 結婚など
したくなくなってしまう。

ただでさえ、この国の王は
見た目が(失礼ながら)よくない。


止めに行くべきだろう。

よって、奥の手を使おう。

怜也「魔力(マゴイ)操作、フルカス!」

鎌が俺の手から離れ、
刃が ジャーファルの首元を向く。

ジャ「…それは 初めて見ましたね。」

冷静そうに見えるが、
内心はどうだろうか。

怜也「初めて見したからな。

奥の手を やすやすと 他の国のやつに
見せられるはずがない。」

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設定タグ:マギ , 男主 , 煌帝国   
作品ジャンル:アニメ
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七紙 - 面白いです!続きが気になります! 更新頑張って下さいね♪ (2016年12月6日 16時) (レス) id: 3b3723dfc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうき | 作成日時:2016年9月26日 18時

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