第拾陸話 ページ17
再び 青い
少し離れたところで 黒髪を三つ編みにした少年が 笛を手に慌てているのが見える。
彼の
玉「何よ、まだやる気なの?あの化け物。
面白いじゃない。私が相手になるわよ。」
紅玉姫が かんざしを手に取る。
俺はどうしようか。
この距離ならあの男にも 自分の顔は見えてるだろう。
近いうちに 彼の国にはいく必要があるから、
今 自分が煌帝国側についたことが 知られても
特に問題はない。
むしろ、先に伝わっている方がいいかもしれない。
だったら 俺も紅玉姫の助太刀をしようかな。
玉「悲哀と隔絶の精霊よ、
汝と汝の眷属に命ず…
我が
我が意思に大いなる力を与えよ‼
出でよ、ヴィネア」
姫のかんざしが光り、水の龍が現れる。
「『ジンの金属器』使いか‼!」
俺の友人の声も聞こえる。
あいつが 姫に対抗しないことに
違和感を感じる。
もしかして、今はジンの力が使えないのか?
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七紙 - 面白いです!続きが気になります! 更新頑張って下さいね♪ (2016年12月6日 16時) (レス) id: 3b3723dfc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうき | 作成日時:2016年9月26日 18時