Desire１３ ページ13
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「はい、これくらいしか用意できなくてごめんよ」
と、座っていた俺に飲み物を差し出した。
「…」
「やだなぁー！毒なんか入ってないって！」
毒入れそうな顔してんだよあんたは！
「…ありがとう」
死ぬ覚悟でぐいっと一口飲んでみた。
「…うまい…」
「だろ？」
ほんのり甘く、苦い味がした。
「ちなみにそれ砂糖入りのコーヒーだから。
お子様にはまだブラックは早いもんね」
一言余計だなこのクソ眼鏡。
もう大人だってのクソ野郎…
「…なんでエルヴィンが君を連れて行くか分かる？」
「…知らない、教えてくれるのか？」
「教えなーい」
なんだコイツ…！！
期待して損だった。
「ただ…」
「？」
「皆、君に期待を持っている」
初めて、この人の真剣な目を見た。
「でも驚いたよ、エルヴィンとリヴァイから話を聞いた時は。私も分隊長って身だからね、一応教えてもらったんだけど…話すことは出来ない」
ここまで言っといて教えてくれないのか…。
「俺のことだろ？なら別に…」
「リヴァイも言ってたよね？それを知ることが、君のためになるとは思えないって」
「なんだよ…、意味わか…」
突然、眠気が襲ってきた。
「な…」
俺の意識は、そこで途切れた。
「おやすみ、A」
_ _ _
「おいハンジ、何してる」
「おお、リヴァイ！A寝ちゃったから部屋まで運ぼうと思って…部屋どこだっけ？」
「…貸せ」
「何を？」
「A。…部屋が分からないんだろ、俺が運んどいてやる。」
「そう？じゃよろしくー」
リヴァイはAを担ぐと、そのまま部屋に歩いて行った。
…
「全くぅ、リヴァイは隠れ過保護か…バレバレ…」
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桜の花言葉
『高貴』『清純』『私を忘れないで』
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にゃるす。 - 真面目に泣きました…… 感動です！！こんな素晴らしい作品を作ってくださった作者様に感謝です！！ありがとうございます！！(人 •͈ᴗ•͈) (2022年6月9日 22時) (
レス) @page50 id: fbac834549 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - ぴりおどさん» 節子…それ涙です…(戯れ)ありがとうございます嬉しいです…！！ (2021年11月27日 0時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴりおど - 目から汗が…凄く面白かったです！ (2021年11月20日 21時) (レス) @page50 id: d35dddd041 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - 僕さん» ありがとうございます....！！涙していただけてとても嬉しいです…！ (2021年4月30日 17時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
僕 - 感動しました。涙が止まらないです！ (2021年3月31日 9時) (レス) id: 9ca767eafd (このIDを非表示/違反報告)
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