もしも人気男性歌い手が女の子だったら。【そらる】

１６：この小説は展開が速いだけが取り柄だ！ ページ17

A「そらるさんと付き合うことになった。」

數「へぇ！よかったじゃん！！」

今は數と電話中です。

A「うん。よかったよ。」

數「今どんな気分？」

A「そらるさんのリスナーさん全員にドヤ顔したい気分ｗｗ」

數「ひでぇｗｗｗ」









LINE♪









あ、LINE来た。誰から？

數「LINEがｗｗ」

A「あ、気づいた？」









LINE♪LINE♪









めちゃくちゃ来るなｗｗ









LINE♪LINE♪LINE♪LINE♪LLLLLLLLINE♪









A「え！？」

數「「LINE♪」やばくない！？

途中、「LLLLLLLLINE♪」ってなってたよｗｗｗ」

A「なんかｗやばいｗｗちょ、電話切るね。」

數「うん。見た方がいいよ。」

A「ありがとう。」

數「いえいえ。」









ぷち。









ったく、誰からLINEだよ。

えーと、LINEの数は・・・

278件！？エグッ！

今まで見たことねぇ・・・

あ、私、LINEとかよくチェックするタイプなんですよ。

え・・・？

278件、全部そらるさんからだ・・・

私はぞっとしながらそらるさんのページをひらく。

全部スタンプだ・・・。

こわ・・・。

下にスライドするにつれて、

だんだん怖くなっていく。

な、なにこれ・・・

すると、一件着信が。

そらる「やっと既読ついた♪」

え・・・！！

そらるさんの声が聞こえた気がした。

それに続いてLINEが。

そらる「ねぇ、電話しよ？」









どくん









どくん









そらる「反応して？」

なぜだろう。声が聞こえないはずなのに。

怖い・・・









どくん









どくん









そらる「見てるよね？」

そらる「俺のこと嫌いになった？」

そらる「なんか言って。」

そらる「返事して。」

そらる「あぁ、そっか。俺のこと嫌いなんだ。」

そらる「じゃあ自さつ、するね？」









どくん









どくん









そらる「ばいばい。」









はっ！！

一気に我にかえった。

自さつだって！？

今すぐ、返事しなきゃ。

電話しなきゃ。

なぜか変な焦りが出てきた。

A「ごめん！ぼーっとしてた！！電話しよ！！」

私は適当に理由付けして電話をしようと書いた。

なぜか、送信が押せない。

このまえまでは躊躇なく送信のボタンが押せたのに。

ええい！！！

勢いだ！！









ぽち









押しちゃった・・・

そらる「うん。しよ♪」

すぐに返事が来た。









ｐｒｒｒｒｒｒ

１７：16のお話、急展開でびっくりしたやろ？→←１５：2こ書く。

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