体力無し女。 ページ12
「お疲れ様でーす、紅華様！」
主「れいれい・・・」
麗々は私の付けている冠を取る。
「良く頑張りましたね、流石です。皇帝もお褒め下さいましたよ」
主「そう、よかったです」
累々が私の上着をシャッと取り、私は布団に横になる。
「紅華様、化粧を取りましょうね？」
主「しんどいのでおねがいしていいですか」
「珍しい事もあるのですね。はっ、お任せを」
私は寝転んだまま、笑顔の舞々に化粧を取って貰う。普段なら自分で取るのだがもう体力が無い。
ただのオタクにはきついものがある。
主「シンドバッドさま、どんなはんのうでした？」
私は女人達にシンドバッド様の反応を聞いてみる。
「シンドバッド王、見入ってましたよぉ！」
主「ほんとですか？それ・・・」
疑わしいにも程がある。
「本当ですって！やっぱり紅華様の舞は美しいんですもん！」
「合格範囲内ではありましたよ」
「魅力的ですものね、紅華様は」
女人達に褒められ、恥ずかしくなる。
主「だといいなぁ、そとからひとがくるってはじめてだったから。どうひょうじょうをつくればいいかわからなかったんですよね」
とにかく緊張した。それだけだった。
主「おけしょうとりおわったら、ちょっとそとあるいてきていいですか？」
私はふと思いつき、そう言う。
「別に構いませんけど、どうかされましたか？」
主「かぜにあたりたいなっておもいまして」
化粧を取るのが終わり、私は起き上がる。
「あー！もしかしてまだ震えが止まりませんがっ！！」
女人が言い切る前に他の女人が押さえつける。
「こら！・・いってらっしゃいませ、紅華様」
主「いってきます」
私はふらふらと手をひらひら振ると先へ進んだ。
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千歳 - 更新頑張ってください！ (2020年5月29日 13時) (
レス) id: c073153657 (このIDを非表示/違反報告)
紅印 - 続き頑張ってください (2018年6月24日 16時) (レス) id: 09dcd97b92 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 名無しさん» わざわざ報告もありがとうございます。これからも頑張って下さい。 (2017年12月1日 16時) (レス) id: 42bf7e3626 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 鈴さん» あ、鈴さん！こないだぶりですー。あ、これ私分からなくて調べたら平仮名で良いらしいんですよね、だから漢字ではなく平仮名で直させて頂きました。ご指摘ありがとうございます！！これからも宜しくお願いします((((*゜▽゜*)))) (2017年11月30日 23時) (レス) id: 519fb5ce6a (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - あの、すみません。「諸星すみれちゃん良いよ」の「白龍さんの性」の「性」はそれで良いのでしょうか？(私は漢字苦手なので気になりました。たびたびごめんなさい。) (2017年11月30日 23時) (レス) id: 42bf7e3626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2017年10月15日 22時
