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そのまま廉とじゃれていると担任の先生が入ってきて、小走りで席まで向かう。
前の席にはさっきまでみんなの中心にいたAちゃんが座っていて、高橋という苗字の家庭に生まれてきたことに本当に感謝した。ベストは隣の席だけど前後の席もそれはそれでよかったりするし。
ぼんやりと先生の話を聞き流していると気付いたらSHRは終わっていて、みんな授業の準備を始めていた。
俺は慌ててまだ自席にいるAちゃんに声をかけた。
｢Aちゃんおはよう！ねぇねぇ、好きな人いるって聞いたんだけど俺にだけ誰か教えてくれたりしない？(笑)｣
｢あ！海人くんおはよう！ダメです〜(笑)言いふらしたりしないのは分かってるけど、念には念を入れて絶対に誰にも言わないことにしてるの！｣
かわいらしく笑ってそんな風に言う君。ああやっぱり世界一かわいい。
｢ちぇー…でも俺、いつでも相談乗るからね！Aちゃんの恋、めちゃめちゃ応援してるから！！｣
思ってもないくせにこんなことを言うのは少しでも話す理由を作りたいから。でもその度に君の好きな人の話を聞くのはちょっとしんどいかも。
Aちゃんは曖昧に微笑むと、｢機会があったら相談させてもらうね｣と言って親友ちゃんのところに行ってしまった。
｢…いいなぁ｣
もちろん君の好きな人に向けて言ったこの言葉。Aちゃんの好きな人になるとか前世どれだけ徳積んだんだよ…
そんなことを考えながらバッグから教材を引っ張り出して準備を済ませた後、廉に八つ当たりしに行った。
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
