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｢てかさ、Aちゃん帰っちゃったっぽいし、残ってる意味あんまりないよね…｣
｢まぁ確かにそうやな………帰るか。｣
2人で荷物をまとめ始めたところで、後ろ側の扉がものすごい勢いで開いた。
驚いて視線を向けると、そこにいたのは紫耀。
｢あ！海人まだいる！！！ちょっと廉借りるね！！！！！！｣
｢は！？俺もう帰るんやけど！！！ちょ、紫耀！！話聞けや！！！！｣
紫耀は突然現れたかと思えば、廉を連れてどこかに行ってしまった。
｢なんか紫耀って台風みたい……………｣
教室に1人取り残された俺は、ポツリと呟いてからスマホを取り出す。
廉を待つ理由もないので、『先帰ってるね〜』とだけ連絡をしてから昇降口に向かった。
立ち直ろう。誰しも1度くらいは失恋するものだと思うし。
靴箱から靴を取り出しながらそんなことを考える。
でもさ、ダメなら｢ごめんなさい｣くらい伝えてくれてもよくない…？
ジワジワと涙が込み上げてきて、急いで目元を拭う。
立ち直ろうって決めたばっかりだろ！冬休み満喫しよう！
そう自分に言い聞かせ、歩き始めたときだった。
君の声が聞こえたのは。
｢まっ、て！海人くん！｣
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
