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｢.............やっぱ脈ナシってやつなのかなぁ、俺とAちゃん。｣
｢正直、今はそっちの可能性の方が大きいのは否定できひんよな。｣
ようやくぐしゃぐしゃにするのを辞めた廉は、やっぱり失礼なことを言う。
ジトっとした目で廉を見つめると、彼は｢自分から言ったことやろ！？｣と焦り始めた。
｢自分で言うのと人に言われるのはだいぶ違うんですー！！｣
｢まぁそれは分からんでもない。｣
すごくくだらないやり取りだけど、こんなやり取りをすることでどこか気持ちが楽になっている自分もいる。
やっぱり廉と友達になれてよかったな。そんなことをこっそりと考えていたときだった。
｢おーい、1組今日の日直誰だー？｣
今日の日直は俺だったから、その声掛けを聞いてすぐに先生の元へ向かう。
｢あぁ高橋か。悪いんだけど、このあと会議あるからこのノートを数学準備室に運んでくれないか？｣
｢……………分かりました〜！運んでおきますね！｣
日直だから、ということを理由に押し付けられた雑用。
廉との会話を中断してまで来る必要あったか？と思ってしまい、軽くイラッとはしたけどまぁ仕方ないだろう。
1度廉のところに戻り、軽く事情を説明してからノートを運んだ。
ちなみに｢手伝ってもらえたりする？｣と廉に聞いてみたら｢重いからムリ｣とあっさり断られた。
俺だって重いから頼ってるのにね。薄情な奴だ。
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
