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最初は印象最悪だった彼だが、話してみると思いの外好みや波長が合うことが分かり、今では廉も含めて3人で昼休みを過ごす仲になっていた。
Aちゃんとのことを抜きにしてしまえば紫耀は本当にいい奴だった。だって人見知りの廉ですら短期間で｢紫耀｣｢廉｣って呼び合うくらい仲良くなれるんだよ？
秀才でスポーツ万能で人気者でイケメンで性格もいい。うん、やっぱり勝てないわ。俺が紫耀に勝てることは何かと聞かれたら絵くらいしかないと思う。廉もそうだけど2人ともかなり画伯だし。
そんなことをぽわぽわと考えているとかなり勢いをつけて椅子を蹴られる。ハッとして顔を上げると無表情でこちらを見つめる先生。
｢…高橋くん、もう何度も名前を呼んでいますよ。先生の話も聞かずに何を考えていたんですか？｣
先生に冷ややかな目を向けられ、ヤベッと思ったときにはもう手遅れ。
｢高橋くんだけ課題追加ね。｣
｢そんな〜！！！せんせー！お慈悲を！！！！次はちゃんと聞くから！！！！｣
ガタガタと立ち上がって手を合わせてお願いするけど、先生は当然のように無視。クラスメイトも爆笑していて後ろの廉は呆れながら｢…アホやな｣と呟いていた。
課題追加はとてつもなくショックだけど君も俺の方を見て楽しそうに笑っていたから、今日のところはOKということにしておこう。
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
