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｢うわ〜…追加ってすごい量だね…｣
他の人より特別多く課題を渡された俺のところにやって来たAちゃん。
いつも俺の方から話しかけていたから、まさか君の方から来てくれるとは思っていなくて、すごくびっくりしながら言葉を紡いだ。
｢ほんとにね〜…確かに話聞いてなかった俺も悪いけどここまで増やさなくてもいいじゃん…｣
｢海人くんがぽけ〜っとしてるの珍しくって笑っちゃった(笑)あのとき何考えてたの？｣
いつも通りのふわりとした微笑みでこちらを向いてそう訪ねてくる君。なんて答えようかほんの少し迷ったあと無難に｢お昼ご飯のこと｣と返した。
｢でももうお昼ご飯どころじゃないよ〜！！提出期限明後日でしょ!?間に合うわけなくない!?｣
メソメソと泣く仕草をしながら分厚い課題プリントの束を見つめていた時だった。
｢…もしよければ私手伝おうか？｣
｢…………………え？｣
びっくりして顔を上げると少し不安そうな表情の君。
｢あ、いや…必要なかったら全然いいんだけど…明後日まで昼休みと放課後使って2人で頑張ればどうにかなるかな〜って思って…｣
でもやっぱりお節介だよね、と言って申し訳なさそうに笑うAちゃん。慌てて首をブンブン左右に振った。
｢そ、そんなことない！！え！むしろ手伝ってもらっちゃっていいの!?!?!?｣
そう言うと今度はすごく安心した表情になって、君は話した。
｢うん！私、誰かが喜んでくれたり幸せな気持ちになったりするのがすごく嬉しいから手伝いたい！｣
君は紫耀や親友ちゃんにだけ向ける花が咲いたような笑顔を俺に向けて、とてもかわいらしくそう言った。
｢それじゃあ…よろしくお願いします！｣
｢こちらこそ！ちょっとの間よろしくね！｣
うん、やっぱAちゃんのこと世界一好きだわ。
ねぇAちゃん。こんなに性格が良くて顔もかわいくて誰に対しても優しい君に好かれる人になるには、どんな俺になればいいんですか？
君のことをこんなに思ってるのはきっと俺だけだよ。
まぁそんなことは一切関係ないくらい、君は紫耀のことが好きなんだろうけど。
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もか(プロフ) - もちさん» ありがとうございます(；；)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (7月29日 17時) (
レス) id: cefc2b5555 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - すごく好きです！応援してます🌟 (7月7日 2時) (レス) @page33 id: 1cff44b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2022年12月12日 21時
