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No side
｢コレ、どうすンだァ？｣
5人の目線の先には ゴポゴポと音を立てて煮える鍋。
食べても(多分)毒ではないが、味が食べれるものでない。
却説 どうしたものかと唸る。
そして 太宰がハッと目を開く。
｢こんな時はコレさ！｣
懐から出てきたのは咖喱粉。
何故持っているのかは考えたら負けだ。
どんなものにも合う咖喱とはいえ、無理だろうと4人は逸らした。
出来ることなら この現実からも目を逸らしたい。
｢も、ものは試しですもんね！｣
太宰がいたたまれなくなったのか、中島は笑顔で言うが 余計な事を…と3人は正直思っていた。
中島に悪気がないと分かっているからこそ、Aと中原は何も言えないでいる。
芥川は思い切り睨みつけているが。
｢さぁ、いってみよー！｣
太宰は満面の笑みで咖喱粉を鍋にぶち込み、
他4名はこれ以上悪化しませんようにと切に祈る。
少し煮立たせ 混ぜてみると
咖喱の食欲をそそる良い香りがふわり。
いける気がしてきた、とでも言わんばかりに 4人は太宰によって自分の器にいれられた具材に箸を伸ばす。
そして 5人は同時に食べ、同時に箸を置いた。
｢これは……｣
｢うん…｣
｢ｺﾞﾎｯ……う"っ…｣
｢ナシだ…｣
『酷い…』
変わらず、味は酷いままだった。
─────
───
─
翌日
｢3人は休みか｣
｢はい、何でも体調不良だとか｣
探偵社には A、中島、太宰が体調不良で休むという連絡が届いた。
探偵社でも頑丈な3人が体調不良という事に疑問を抱いていた。
そしてその頃 ポートマフィアでは……
｢中也君と芥川君が休み…かい？｣
｢うむ。声色がかなり沈んでおったらしいでのう……相当悪いのじゃろう｣
｢私達も気を付けないとだねぇ｣
5人の 上司、同僚、部下は知る由もない。
鍋を食べて体調を崩し、
──────────
リクエストありがとうございました！
カレーオチは好きな漫画からお借りしました笑
絶対太宰さんなら 期待を裏切らないヤバい鍋を作ってくれると思いまして
こんな感じになりました…笑
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月華(プロフ) - 月瀬さん、お久しぶりです！更新の事は気にせず、ゆっくりと休んでください！大好きな月瀬さんのお体と心方が、凄く大事ですから！ (2020年1月27日 12時) (
レス) id: 158c59c866 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - 沙世さん» リクエストありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！ (2020年1月10日 0時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
沙世(プロフ) - 乱歩さんと特大パフェを食べる話が読みたいです。リクエスト失礼します。 (2020年1月9日 23時) (レス) id: c4b11a12c3 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - るをさん» 了解です！ (2020年1月8日 12時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
るを - 月瀬さん» できれば中原さんの反応も見たいです。できればなので書かなくても大丈夫です。他はとくにないです。 (2020年1月8日 12時) (レス) id: 2605d8b47c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まふ | 作成日時：2019年11月1日 17時
