にじゅうはち。 ページ33
目が覚めると、
僕はすぐにPCを開いた。
メールを全部読んで、
ライブ、イベントのお誘いを
全部断る、という内容のメールを返信した。
やる気なんて、もうないから。
あんなに好きだった、
音楽も全部、やりたくなくなっちゃったから。
すると、
すぐに返信したメールに
さらに返信が返ってきた。
『どうしたん？ 緊張するけど楽しみーなんて言ってなかったっけ？』
大好きな友達だ。
でもごめんね。
もう僕を見捨ててください。
そんなメールは放置して、
コップに水を入れて喉に流した。
昨日、
彼女と繋いだ手は
僕の汚いこの手は何で動いてるんだろう。
こんなの、
いらないんじゃない？
引き出しから、
カッターを取り出して
刃を数センチ出した。
怖いなんて感情は、
もうあんまりない。
けど、
躊躇はする。
いいや、
もういらないもん。
刃を腕につけて
滑らせる寸前のところだった。
ああ、
タイミング悪いよ。
友達から、
電話がかかってきた。
無視、する？
いや、
僕ともう縁を気ってもらうように
お願いをしようかな。
「……るすくん、もしもし？」
『まふくん、何かあったん？』
「うん、もう疲れちゃったんだ。」
『疲れた、って……話なら幾らでも聞く』
なんて、
電話越しの彼の声は
少しずつ、震えていった。
僕が、
不敵に笑っているだろうか。
カッターを、
手から落とした。
「もう、電話とかしないで」
『え……ちょっ、』
「今までありがとね、」
そう言って、
僕を止める彼の声も無視して
通話を切った。
せっかく、
壊した携帯を直したけど
これもやっぱり、要らないよね。
でも、
壊す気力もなくて、マナーモードにした。
そうだ、
投稿してた動画も
全部、消してしまおうか。
そう考えて、
PCの前に座ろうと
足を踏み出した瞬間。
足の裏に、
激痛が走った。
「い……っ」
すぐに足を退けると、
僕の足の下には、刃が出たカッターが置いてあった。
僕の足の裏から、紅い絵の具も垂れている。
「っ、」
突然怖くなって、
すぐに絵の具を拭き取った。
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色鉛筆@まこたそ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!病みまふ最高でした…(´¶`)夢オチバッドエンドの方も読んでみたかったです(笑)でも恐らくそんなことになったらまふくん壊れちゃいますね← 他の作品も読ませて頂きます!!!これからも応援しております〜!!! (2016年2月26日 15時) (
レス) id: 0642a77a16 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - こんばんわ！今回の作しました！！病みまふ！！はい。。実を言うとですね、めろんさんの作品大好きで、確か音響とか、イタンハとか甘すぎ注意とかもみていました！！うふふ大ファンです← 他の作品も楽しみにしていますね！ (2016年2月3日 22時) (レス) id: 09c6623f4c (このIDを非表示/違反報告)
歌龍(プロフ) - めろんぱんさん» もうすぐ終わってしまうんですか！？残念です、でも、絶対最後まで読みます！！！どうぞ、勝手に使ってくださいwというか使って頂けるなんて幸せですw (2016年1月30日 22時) (レス) id: b3c9970ea6 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 歌龍さん» コメントありがとうございます!! もうすぐ終わってしまいますが、ラストまで是非読んでください！ 隣にそっと座るっていいですね書いてもいいですか。笑 (2016年1月28日 18時) (レス) id: 78a494227f (このIDを非表示/違反報告)
歌龍(プロフ) - ほあああ…まふさあああん！！！隣にそっと座りたい←更新、めろんぱんさんのペースで頑張ってください！！楽しみにしてますね〜！ (2016年1月25日 18時) (レス) id: b3c9970ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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