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パァンッ！
｢な、んだ、と…｣
ドサッとグルッペン側に倒れ込んだマーク。倒れた場所から血が湧き出しているのを見た瞬間当たったことに気がついた。
｢A…A！｣
よろよろとこちらに来るグルッペンは、腹部に深い傷を負っていた。やはり、間に合わなかったのか。
｢ごめ、ん、グルッ、ペン…｣
｢謝るな。よく、やってくれた。…ありがとう｣
少しだけ上体を起こしてが抱え込んだ彼の手は震えていて。彼は本当に、優しい人だ。
｢…グ、ルッペン･フュー、ラー総統閣下…私は、貴方、の元で、死ねる、こ、と…とても、誇りに、思いま、す…有り難、き幸せ、です…｣
｢やめろ、そんな堅苦しい。お前はもう、俺の、俺たちの仲間じゃないか、｣
思い返せばグルッペン達には本当に世話になりすぎたのだ。
初めは敵から始まったのに、信じてくれて、支えてくれて、教えてくれて、愛をくれた。
本当に、本当に恵まれていたんだ、私は。
｢次は、貴方を、必ず…お守りします…｣
｢もう充分守られた…ゆっくり休んでくれ、A。｣
｢…ふふ、ありがとう、笑って、くれて。｣
優しく微笑みかけられたその笑顔が最後に見た、私の景色だった。
暖かい、優しい笑顔。頬を濡らしたものを感じることは、なかった。
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レラ - 面白かった!! (2020年5月2日 14時) (
レス) id: c77952c361 (このIDを非表示/違反報告)
あずき・FB - 初めまして、めっっっちゃくちゃ好きです！！！(唐突な告白イベ) メイドになるっていう設定も凄いそそられます…！[ps.因みに続編見れなくて何回か意識がぶっ飛びました((( あぁ…非ログ勢はつれぇよぉ…(心の叫び)] (2019年12月13日 1時) (レス) id: 8e99c8eed5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼雨茶(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけて何よりです(；A；)続編も楽しみにしていただけたら幸いです(>_<｡)またよろしくお願いします！ (2019年12月4日 20時) (レス) id: e407861195 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - とても続きが気になる物語です！勝手ながら、いつも更新待っています!(’-’*)♪これからの展開がとても楽しみです！ (2019年12月4日 17時) (レス) id: ccb5120fa0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼雨茶(プロフ) - 優里愛さん» コメントありがとうございます！もうそろそろ終盤です！お付会いの程お願いします！(>_<｡)ご指摘ありがとうございます。訂正致しました。 (2019年12月3日 21時) (レス) id: e407861195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼雨茶 | 作成日時：2019年11月14日 9時
