63.ナンパ ページ30
Aside
あっという間に一年。
まあ早いのはいいことだ
そういえば志麻が来れたら来るって行ってたっけ
そんなことを考えながら駅を出た
一年前とほとんど変わってない
強いて言うなら、新しいコンビニができてるということ
さてと、じゃあ家に向かいますか
と、思ったが見覚えのある人影が見えた
もしかして・・・と、走っていくと予感が当たった
志麻だった。でも隣に女の人がいる
おいおい、まさか浮気かよ
わざわざ彼女が帰ってくる日に会うかね・・・
とりあえず話しかけるか
『おい、なにやってんだ？』
そういうと、志麻は安心したような表情になった
し「おお、おかえり！ちょうど良かったわ〜」
なんだよそれ。別れ話するのにちょうどいいってか？
そう思ってると志麻が女の人の方を向き、
し「ほら、だから言ったやろ？こいつ俺の彼女」
と、言った
え？どういうこと？
女「・・・チッ」
すると女の人は舌打ちをして、逃げていった
『あれ、誰？』
し「知らん」
『いや、なんで？』
し「ナンパされたから」
『お前が？』
し「そうそう、逆ナンってホントにあるんやね」
呑気なやつだな
し「ほら、行くで？」
差し出された手をとってアタシたちは歩き始めた
し「俺に会いたかったやろ？」
『は？』
ナルシストが
し「じょ、冗談やよ〜怒らんといてな」
まあ、今日だけ素直になってやるか
『会いたかったよ』
し「急にデレるなよ・・・」
お前が聞いたんだろ
し「で、これからどこ行くん？」
『ああ、あたしんち』
し「え、まさか・・・」
『お前の想像とは一ミリも合ってない。荷物片付けんの手伝え』
し「そんなことか・・・」
『嫌なら来なくていいよ？』
し「行く」
ほんとに単純というかバカというか
そんなんだからすぐナンパするんだろうな
まあ、そんなやつが彼氏でも悪くないかもね
ナンパ男なんか大嫌い
E N D
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ばなな(プロフ) - あの、えーとそのあのなんかぶわーってなってえーと、取り敢えずあの、その、凄かった!!!!! （語彙力は銀河の果に飛んでった☆） (2022年3月29日 21時) (
レス) @page2 id: 8cf997c618 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - 竹輪*胡瓜@rintoさん» ほんとですか？初投稿も好きといっていただけて嬉しいです！ (2020年9月23日 19時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜@rinto(プロフ) - あ”ー！！！！好きぃ！！ぺるはむさんの書く小説大好きです！楽しかったです！(因みに一番好きなのはさかたんの妹のやつです！)ｺｿｯ (2020年9月23日 18時) (レス) id: af05283989 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - Siota11201さん» コメントありがとうございます！そのドキドキキュンキュン引き出せてよかったです〜〜！ (2020年8月23日 20時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
Siota11201(プロフ) - 初めてコメント失礼します！もう最後の方は涙を流しながら読みました！めちゃくちゃドキドキキュンキュンで楽しかったです！ (2020年8月23日 3時) (レス) id: ad83d45f60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺるはむ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/perurisu/
作成日時：2019年6月24日 21時
